米Googleは今週、かねてから言及していた「非常に複雑な」コンテンツ保護ツールを発表するという約束を果たした。だが、このツールは本当に著作権保護活動家らが求めてきたものなのだろうか? 専門家によると、これは正しい方向に向けた一歩ではあるが、問題解決の特効薬にはならないという。 Googleの広報担当者が10月16日にeWEEKに語ったところによると、YouTube Video Identificationツールには、著作権所有者が提供する関連資料のデータベースが含まれ、アップロードされた動画の主要な視覚的要素を取り出し、著作権で保護されたコンテンツとの一致を照合できるようになっている。一致が確認されたコンテンツについては、著作権所有者は削除するなり、閲覧を追跡するなり、あるいは閲覧を有料化して収入につなげるなりできるという。 オーディオコンテンツの著作権侵害を識別するAudible Ma
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