先週は欧州の金融危機をめぐりG20サミットの場で激しいやり取りが繰り広げられた。 とはいえ国家破綻の瀬戸際にありながら、ギリシャもイタリアもケセラセラといった様子。 国民性の違いもあろうが、消費税の10%値上げを国際公約した生真面目な日本とは大違い。 そんな彼我の差を噛みしめつつ、小生は担当する中東と欧州各国との関係強化に走り回った。 月曜日はトルコの建国88周年のお祝い。 火曜日はアルジェリアの第57回ナショナルデー。 水曜日は欧州連合(EU)代表部の新事務所落成式。 文化の日を挟んで、金曜日は駐日アルメニア大使と同国の大統領訪日に向けての打ち合わせ。 その間、チュニジア、グルジア、イラン、ロシアからの来客とも膝づめ協議といった具合。 これまでご縁の薄かったアラブ世界にも友人、知人の輪が急速に広がっている。 嬉しい限り。 とはいえ、慣れないアラビア語や難易度の高いトルコ語やアルメニア語の