2月3日、マーケットでは過剰流動性相場の色合いが強くなっている。昨年12月撮影(2012年 ロイター/Issei Kato) [東京 3日 ロイター] マーケットでは過剰流動性相場の色合いが強くなっている。堅調な米国景気を好感し株価は底堅いが、世界的な金融緩和で金利も低水準で推移。本来なら順相関で動くはずの2つが逆相関性を強めている。 ただ景気回復下での超金融緩和にはインフレなど副作用もある。金利急騰を抑えるためには財政規律を維持する必要があり、世界的に政治イベントが相次ぐなかで、規律を守り続けることができるかが今年の一つの鍵だ。