宮本です。 今日は自分が開発時に使う Bitcoin 関連 cli ツールベスト4 を共有します。使用頻度としては docker とか jq とかの方が高いんですが、Bitcoinと直接の関連がないので今回は書いてません。 bitcoinが専門ではないけれども業務で使う必要が出てきたプログラマーの方に役立つと思います。 4位: btcdebbitcoinのスクリプトをステップ実行してくれるデバッガです。以下のコマンドで使います。 btcdeb --tx=<hexシリアライズされたtx> --txin=<入力に使われるtxのhex>トランザクションの input には一つ前のトランザクションの idと index (二つを合わせてアウトポイントと呼びます)が入っているため、どのインプットが `txin` に対応するものなのかがわかり、その input を実行しています。 スクリプトの実行だけ
《コンテンツ》1、前置き 2、言葉の定義 3、BTC 4、Monero 5、Zcash 6、DASH(2018/12/17 リライト) 7、Verge 8、Bytecoin 9、Pirate 10、Aidos Kuneen 11、Beam/Grin 12、ZK-STARKs 13、1トランザクションの重さ(2018/12/17 内容追加) 14、ADK追記(2018/12/30 更新) (この記事はMimbleWimbleプロトコル紹介記事の続きですので、そちらを読んでからの方が本記事を理解しやすいと思います) 《1. 前置き》匿名通貨を比較する以上、プライバシーが十二分に確保されているということが大前提です。暗号学的に証明された技術を用いているか、ということが重要ということです。ここに全ての焦点を置きます。そうなると、Beam/Grin以外はMoneroとZcashの技術しか残りません。
年末年始の短い冬休みは何もすることがなく(いや、することはいくらでもあるんですが)、ずっと Rust のコンパイルエラーと見つめ合っていました。去年は後半から久々にそこそこの時間を Rust に費やしたので、思ったことを振り返りたいと思います。 所有権と生存期間は理解できてからが本番Rust と言えば所有権と生存期間です。難しいと言われる理由です。難しいです。難しいのでドキュメントや Rust 本でもページを割いて解説されています。 Rust 本も出版されましたし、理解しやすくなったと思います。 が、所有権と生存期間は理解できてからが本番です。ある程度の規模のコードを書いて間違えて書き直してを繰り返し、設計と実装のトレーニングを積まないと身につきません。コンパイルエラーが出るたび、まだまだ理解が浅いと痛感します。 GC がないとはそういうことです。 とにかくデータ型の設計に苦労するRust
今年の 9 月あたりから、 Rust で Erlang の処理系を実装してみています。まともに試せるほど進んでないんですが、気分的に年内に一区切りつけたいので公開しておきます。リポジトリはこちら。 https://github.com/szktty/starlight みています、というのはもちろん思いつきだからです。なにぶん Erlang は適用分野がベリーハードなミッションクリティカルシステムしかなく、あらゆる性能やメリットが Erlang VM (BEAM) を超えなければ非公式処理系の用途はありません。 かといって最初から諦めてもいませんが、業務で Erlang に関わらなくなったら or 開発に疲れたら自然消滅すると思います。すでにわりと疲れている。 進捗状況「速くなるのか?」「軽量プロセスは?」などの疑問に興味津々の皆様、すいません。全然ご期待に応えられません。本当に同梱のごく
転職やエンジニアの採用について考える記事ってあまり世の中にない気がするなぁと思ったので、自分の知識や価値観の共有と、これらに対するフィードバックを募ることの2つの意味で少し書いてみます。 採用側パッシブな採用活動よりもアクティブな採用活動を行うバリバリ働いているエンジニアは基本的にあまり求人広告を見ません。どちらかというと業界未経験者や学生が求人広告をよく見ると思います。もし即戦力となるエンジニアが欲しいのであれば、彼らの生態に合わせたアプローチの仕方をするべきです。 エンジニアが企業やサービスを認知するのは、主に技術的なブログの記事やテックミートアップ(勉強会)などです。あるいは技術のある界隈で有名な人が所属していたりすると認知される、というのもあります。 いずれにせよ、簡単に言うと「お金で解決できない」のです。現場のエンジニアと一丸となって採用に向けたアクティブな活動をしていかないと良
はじめまして、LayerX CTO の 榎本(@mosa_siru) と申します。 この記事は、LayerX が何をやっていて、どんなカルチャーか説明していきます。何をしている会社かよくわからないという声や、ブロックチェーンのリサーチだけしている会社だと誤解されることもあり、この記事が理解の一助となればと思います。(その結果願わくば、一緒に働く仲間が増えればいいなと考えております!) LayerX って何をやっているの?LayerX は、ブロックチェーン技術に 100%コミットする会社です。多くはエンジニアで構成されており、それぞれが強みをもって研究や開発を進めています。LayerX は、2018/08 に Gunosy 福島が代表をうつることで立ち上がった新しい会社です。元々Gunosyには2017年末に立ち上がったR&Dチームがあり、それをベースとして事業化した形となります。 会社の成
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く