「ついに、RustでLinuxカーネルを実装できる!」 待ち望んだ感を出してみましたが、2年前に記事を書いてから、すっかり忘れていました。LinuxカーネルのRustサポートについての意見を求められたら、「技術的には面白いけど、実用レベルではないね。」と、上から目線の回答でエンジニアレベルの高さをアピールするつもりでしたが、2年間の間、誰にも聞かれませんでした。 近々、LinuxカーネルにRustサポートが取り込まれそう、ということで、デバイスドライバを実装してみました。 Rust対応カーネルのコンパイルまずは、Rust対応を有効にしたLinuxカーネルをコンパイルする必要があります。「カーネルってコンパイルするものなの?」という読者は、ネットの長老たちに叡智を求めましょう。「インストール直後に、メモリ削減のために不要な機能を無効にして、カーネルコンパイルしたんじゃ。」というような、太古の
AWS、Google、Microsoftらが、Rust Foundationを設立し、今やRustでなければクラウドネイティブじゃない、と言っても過言ではありませんよね。クラウドネイティブと言えば、スケーラブルなシステム、Goはgoroutineを標準機能として提供しますが、Rustのasync/awaitは、標準機能に含まれていない外部ライブラリを必要とします。悪いことに、複数のライブラリ(非同期処理ランタイム)が乱立し、APIの互換性もありません。Rustはクラウドネイティブなのだろうか、という疑問を抱きながら、いくつかのランタイムの性能を、いつものgRPCベンチマークで比較してみました。 比較対象数多くのランタイムの中から、前回の記事で試した、Linuxの新しい非同期I/Oインターフェイスのio_uringを利用しているglommioと、普及している思われる、tokio、smol、a
政府官邸が主導するデジタル市場競争会議(第4回)において中期展望レポートが公表され、Society5.0におけるデジタル市場のあり方として、我が国が今後目指すべき方向性の中で、DID(分散型ID)への言及がなされた。 レポートでは、短期的にはデジタルトランスフォーメーション(DX)、そして中長期の取り組みとして、アーキテクチャ自体のリデザイン、すなわち現行のインターネット構造の上に「データ・ガバナンス」レイヤーを追加し、データ社会における「信頼」を再構築したTrusted Webを実現する事を目指すとされ、IDの設計はその中核となるだろうと示されている。 以下の抜粋を読めば、DIDは大変便利なものになりそうだと分かる。すでに世界経済フォーラムではデジタルIDの議論やDIDを使ったパスポートの電子化などのパイロットプロジェクトなども進んでおり、これから分散型IDの議論がますます活発になってゆ
2/17 13:30 追記 DroidKaigi 2020 が延期するなどした場合、今回購入いただいたチケットをそのままご利用いただけるよう検討しております。未確定ではありますが、延期の可能性が確定するまでチケットをお持ちのままでお待ちいただくことも可能です。 2/16 15:47 追記 返金希望の方は Doorkeeper より返金希望の旨をお問い合わせください。 2月16日 14時00分 更新 DroidKaigi 代表理事の mhidakaです。 大変残念ですが昨今の新型コロナウイルス感染症に関わる状況の変化を鑑み、現時点をもってDroidKaigi 2020の中止を発表いたします。 2月20日-21日の開催は中止となります。 今後の代替開催の実現可能性を含め延期の対応についてはDroidKaigi運営委員会にて引き続き検討を行っております。詳細が決まり次第ご案内します。 Droid
TL;DR: Mimblewimble’s privacy is fundamentally flawed. Using only $60/week of AWS spend, I was able to uncover the exact addresses of senders and recipients for 96% Grin transactions in real time. The problem is inherent to Mimblewimble, and I don’t believe there’s a way to fix it. This means Mimblewimble should no longer be considered a viable alternative to Zcash or Monero when it comes to priva
先日、「ブロックチェーンゲームはソシャゲ以上に爆発的な成長をするか?」という記事を公開したところ、極度信玄(してます)さんがされたリツイートの中でDiablo3に関する言及がありました。コメントありがとうございます。 これは、2012年に発売されたDiablo3という洋ゲーにおいて、リアルマネートレード(以下RMT)機能を実装した結果、ゲーム内エコシステムが崩壊し、途中で廃止した事を指しています。 Diablo3は販売数が数千万本という超大型タイトルであり、マス向けのビデオゲーム にRMTを実装するとどうなるか?という社会実験の結果としては非常に貴重です。 ブロックチェーンゲームという新しいRMTの潮流がきている今、改めてブリザード社が何故Diablo3からRMTを廃止したのか、まとめてみたいと思います。 君はディアブロを知っているか?皆さんDiabloをご存知ですよね、、、 絶対に知らな
こんにちは!フレセッツ株式会社の日向です。気づけばもう11月も半ば、令和元年も残すところあと一ヶ月半といったところですね。だいぶ寒くなってきたので去年使っていた暖房器具《マイニングリグ》を引っ張り出してきたんですが、どうもGPUファンがどれも動作不良で寒い日々を過ごしております。 今回は、ビットコインの新しいアドレスフォーマットである「Bech32」で発見された設計上のバグについてお話しようと思います。 Bech32の換字テーブルBech32とは?ビットコインで長らく使われていた「1」または「3」から始まるアドレスフォーマットは base58(check)と呼ばれるものであり、秘密鍵のエクスポート時などにも使われるなど、広く使われてきました。しかしながら長く使われていくにつれていろいろと不便な点が浮き彫りになってきたため、Segregated Witness (SegWit) の導入と合わ
初めまして、メタップス社でミームのビズ担当をしている徳地です。 ブロックチェーンゲームはソシャゲの次の波として紹介されることがありますが、これは正しいのでしょうか? 私はソシャゲとブロックチェーンゲームは成長の過程が全く異なると考えています。ただ、現在のブロックチェーンゲームがソシャゲ黎明期と似通っている部分もあるので、その点をご紹介したいと思います。 今のブロックチェーンゲームはソシャゲ黎明期の雰囲気私は今年で34になるのですが、 実は昔ゲーム会社で7年間ほど働いていおりまして、、、 ちょうど今から10年前の2009年に新卒でバンダイナムコエンターテイメントに入社しました。その新人研修の時に、、、 「ソシャゲはゲームか?」 というテーマでディベートをしました。 今から考えると、皆が何の疑問も感じずディベートが進んだことに、だいぶヤバみを感じますし、普通に考えてゲームだろって思いますよね?
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く