2月末から3月初めにバングラデシュに行ってきました。最貧国とも言われたバングラデシュですが、GDPはここ数年、5~6%の伸びを示し、また、BRICSに続くの新興国といわれるNEXT11にも名を連ねている国です。海外からの投資対象先、とりわけ生産拠点としてポスト中国との関心を集めており、ユニクロもバングラデシュに工場進出を決めています。折しも、ダッカに向かう飛行機では、JETRO(日本貿易振興機構)主催のツアーで視察に向かう日本人ビジネスマン約50名と乗り合わせました。 バングラデシュは、都市国家以外では世界一の人口密度の国で、農村部へ行っても人がいっぱいいるという印象を受けます。とりわけ首都ダッカの車の混雑ぶりはすさまじいものです。約14万㎢という、日本の約5分の2ほどの面積に1億6千万の人が住んでいます。 日本は山ばかりですが、バングラデシュは、国土の約1割が河川で、地図を見ると、国土の