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ブックマーク / www.jpbitcoinblog.info (16)

  • Bitcoin Goldのようなハードフォークコインを無視すべき理由 - ビットコインの情報サイトの運営者ブログ

    明日(今日)にもBitcoin Goldがフォークしそうということで、ハードフォークに関するコラム記事を一つ。タイトルの内容は質的な議論ではなく割と表面的・現実的な話ですが・・・。 Bitcoin Cashでは何が分裂したか ハードフォークでは、文字通りブロックチェーンが分岐・分裂しますが、Bitcoin Cashというのは事故的に勝手にチェーンが分岐し始めたわけではなく、当然開発者がいてその開発者が分岐するようなコードを書いてチェーンが分岐したわけです。 その背景には、何年も前から続くビットコインのスケーリングの問題があって、かなり大雑把に分けると、Core派・スモールブロック派・オフチェーンスケーリング派とUnlimited(Classic、XT)派・ビックブロック派・オンチェーンスケーリング派の2つのグループの間でずっと議論が続けられていました。 Bitcoin Cashの開発の方

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    you21979 2017/12/01
  • Electrum3.0系でP2SHのSegwitウォレットを管理する方法 - ビットコインの情報サイトの運営者ブログ

    時事ニュース的な内容は他のところにまかせてマイペースに更新。今月頭にElectrumの3.0がリリースされ、Trezor、Ledger、GreenAddressに次ぐSegwit対応ウォレットとなりました。 Electrum3.0のSegwitウォレットは先月の記事でも軽く触れたとおり、bech32というbc1からはじまる新しい形式のアドレスであり、未対応のウォレットからは送金できません。現時点ではまだ多くのウォレットや取引所などが、bech32のアドレスへの送金には対応していないと思われ、ElectrumのSegwitアドレスをメインに使っていこうとするのは、あまりおすすめできません。 そこでElectrumで3からはじまるP2SHのSegwitアドレスを管理してみようというのが今回の記事です。 Trezor・LedgerとBIP49 まずは前提知識的な内容をかなり大雑把に解説。ハードウ

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    you21979 2017/11/09
  • Segwitアドレスについて復習 - ビットコインの情報サイトの運営者ブログ

    segwit2xやらがそろそろ目前?になってきたようですが、先月先々月あたりからまだ全然情報を追えていないのでとりあえず復習シリーズ。 segwitがアクティベートされたのはずいぶん昔に感じてしまう方もいるかもしれませんが、8月24日、まだ1か月半程度で対応ウォレットもまだ非常に少ない状況です。 現在対応している主要ウォレットは、おそらくハードウェアウォレットのTrezor、Ledgerとウェブウォレット(運営側とのマルチシグ)のGreen Address(Greenbits)のみです。その他一部取引所とかウェブウォレットのBitGoなども対応しているようです。 segwitに対応したElectrumの次バージョンが間もなく出る予定なので、そちらを試してから書いてもよかったのですが、リリースが延期し続けているので、もうgithubから自分でコンパイルして次バージョンのbcからはじまるseg

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    you21979 2017/10/12
  • Segwitの次の可能性(シュノア署名・MAST) - ビットコインの情報サイトの運営者ブログ

    最新バージョンのBitcoin Coreに組み込まれ、次バージョンには有効化かと思われるSegwitですが、トランザクション展性やスケーラビリティ問題への対策だけではなく、新技術の実装が容易になるという大きなメリットもあると言われています。 これは、分離された署名の格納領域であるwitnessの中にスクリプトのバージョンを記述する欄が導入されるためです。 そもそもビットコインはトランザクション内に記述されたスクリプトを元に動作しており、そのスクリプトによって通常の送金取引だけでなく、様々な処理を実行することができます。ビットコインのスクリプトは、イーサリアムのようにチューリング完全ではないので、できることには限りがありますが、例えば、OP_CHECKLOCKTIMEVERIFYという処理を使えば、一定期間使用できない凍結されたBTCを送ることもできます。また、OP_RETURNという処理を

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    you21979 2017/08/24
  • Segwit/フォーク問題の簡単なまとめと私見 - ビットコインの情報サイトの運営者ブログ

    もう何か月も前から盛り上がってるタイトルの話題。非常に多くの日語記事がでているため、このブログでは完全スルーしようか迷いましたが、他に今月書ける記事のネタもなさそうなので今更な話も含めて書いていきます。 記事自体はなるべく網羅的に書きますが、すべて説明すると1記事には収まらないので概要/詳細・最新情報等、内容の理解には他のブログ・サイトも参照してもらえればと思います(取り上げる人が増えたのと同時に、雰囲気だけで書いていそうな怪しい記事も多く見られるようになりましたが・・・。)。 問題の背景:スケーラビリティ問題とsegwit 現在のビットコインは1ブロックのサイズに最大1MBという制限があるため、取引可能処理量に限界があり、送金データがすぐにブロックに取り込まれず、設定手数料が低いと送金完了に何日もかかってしまうことがある状況になっています。理論上の現在のビットコインの処理能力は7tps

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    you21979 2017/07/21
  • (元々そんなに安全なウォレットではないけど)Jaxxの「脆弱性」はそんなに深刻ではないよという話 - ビットコインの情報サイトの運営者ブログ

    日、複数種類のコインを保管できるウォレットで有名なJaxxに脆弱性が見つかりETH,ETC,ZECなど計約40万ドルもの大金が盗まれたとのニュースが流れてきました。 Jaxxウォレット、脆弱性により$400,000ドル相当の暗号通貨が盗まれる www.cryptocoinsnews.com 一大事ではありますが、FUDとまではいかないもののかなりセンセーショナルな見出しであり、必要以上に深刻なものなのではないかと不安に思う人も多そうですし、内容を正確に理解することでリスク軽減にもつながると思うので軽く捕捉記事を書いておきます。 Jaxxの「脆弱性」とはどんな脆弱性か 脆弱性というと非常に難解な場合もあるのですが、今回は全く難しくはない内容です。大のソースを読んでもらえればすぐわかると思いますが、一言でいえば「ウォレットのパスフレーズが暗号化されていない」という脆弱性です。 正確に言えば

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    you21979 2017/06/13
  • Segwitを採用する(予定の)アルトコインを調べてみた - ビットコインの情報サイトの運営者ブログ

    少し前にLitecoinのSegwit採用が話題になり、最近はMonacoinが話題となっているので、他のアルトコインはどうなのか調べてみました。 ACTIVE(採用済) Groestlcoin ほとんど話題に上がっていませんが、世界初のSegwit採用コイン。PoW型でGroestlというGPU/CPUマイニングのみのハッシュアルゴリズムとなっています。アルトコイン乱立全盛期の終わり頃?の2014年3月にスタートしており、Groestlという他では採用されていない関数を使ったという一点でそこそこ目立っていたほうではあるので、知っている人は知っているかもしれません。 採用プロセスはビットコインと同じ2016ブロックごと、95%がしきい値の設定ですが、ブロックタイムが1分なので、ビットコインの2週間に対してわずか1日余りが1投票期間になります。 ブロック番号#1435392(1月21日)から

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    you21979 2017/04/11
  • Bitcoin UnlimitedとCoreの対立について - ビットコインの情報サイトの運営者ブログ

    ビットコインのETFが非承認になって、とりあえずしばらくの間はスケーラビリティ問題に話題が移りそうです。ということで、Bitcoin UnlmitedとCoreの対立についての簡単なまとめと私見を書いておきます。 Bitcoin Unlimited Bitcoin Unlimitedとは、ビットコインのブロックサイズ上限1MBを撤廃して、ダイナミック(可変的)にブロックサイズを決定しようとするソフトウェアのバージョンです。「公式」のソフトウェアはBitcoin Coreと呼ばれており、その開発チームとは別の人々によって立ち上げられました。 現在のビットコインのブロックは、もうだいぶ前から1MB上限に達しており、最近は特に混雑具合が増して必要手数料が増大する状況になっているので、すぐにでもブロックサイズを上げなければならないという観点等から主にBitcoin Unlimitedの支持者が増え

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    you21979 2017/03/14
  • Electrum2.7系で実装されたビットコインの「opt-in RBF」とは何か - ビットコインの情報サイトの運営者ブログ

    最近はSegwitやら価格上昇やらZcashやらが話題になっているようですが、中でも最も実利用に影響が出ているのが、ビットコインネットワークの混雑が原因の必要取引手数料の上昇です。しばらく前に普通に送れた取引手数料ではなかなか承認・確認されず、数十円相当以上の手数料にするのが安全な状況のようです。 そんな手数料の話題に関連して、実際にはちょっと古めの話ですが、「opt-in RBF」について書きたいと思います。Bitcoin Coreには0.12.0(2016年2月リリース)の段階ですでにopt-in RBFが実装されているので、当時も少し話題になったことがありましたが、現実問題として他に実装するウォレットがほぼ皆無であったため、使用する人はほとんどいなかったと思います。(opt-in RBFを有効にしたトランザクションを検知する機能はほとんどのウォレットが実装済み) 10月末現在でも、実

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    you21979 2017/01/31
  • ビットコインウォレットのパスフレーズの互換性の話(簡単なHDウォレットの仕組み) - ビットコインの情報サイトの運営者ブログ

    普段あまり使っていないので気が付きませんでしたが、最近Blockchain.infoがリニューアルしてHDウォレットになったようです。新しいウォレットでは、複数のアドレスを簡単に使い分けられるようになり、バックアップも1回とっておくだけで良くなりました。 恐らく誰もが一度は気になることだと思いますが、実はバックアップ用のパスフレーズは異なるウォレットソフト間で互換性があまりありません。例えばBlockchain.infoのパスフレーズをモバイルウォレットのBreadwalletやデスクトップウォレットのElectrumで使うことはできません。Blockchain.infoのHDウォレットはBIP44という方法を元に作成されており、BreadwalletやElectrumはBIP44に未対応なためです。 Blockchain.infoと互換性があるのはデスクトップウォレットのMultibit

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    you21979 2016/09/15
  • Segwitとは何か? - ビットコインの情報サイトの運営者ブログ

    最近話題のSegwitとは何なのでしょうか? 一言でいってしまえば、ビットコインの取引データ内に従来含まれていた署名を分離して別の領域に格納する、ということなのですが少しだけ細かく説明してみたいと思います。 前提知識 Segwitについて理解するには、ビットコインのトランザクション(取引データ)に関する基礎知識がある程度必要です。 inputとoutput ビットコインのトランザクションはinput(入力)とoutput(出力)という二つの要素に分けられます。inputには、送信元の情報が含まれ、outputには、送信先の情報が含まれます。一つのトランザクション内にinputやoutputが複数存在することもあります。 inputとoutputのビットコイン量の差(input-output)は取引手数料となります。取引手数料はcoinbaseと呼ばれる特殊なトランザクションによって、ブロッ

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    you21979 2016/09/05
  • bitcoin.orgに警告文が掲載、Bitcoin Coreが改ざんされていないか検証する方法 - ビットコインの情報サイトの運営者ブログ

    ビットコインの公式クライアントであるBitcoin Coreの新バージョン0.13.0が数時間前にリリースされました。このバージョンではSegwitのコードが初めて含まれることとなりますが、コードが含まれているだけでまだ有効化はされていないので、実質的なSegwitの実装は0.13.1になるものと思われます。 ところで、0.13.0のリリースの数日前にbitcoin.orgに謎の警告文が掲載されました。主な内容は、国主導(中国政府?)のアタッカーがBitcoin Coreのバイナリ(実行ファイル)を攻撃する恐れがあるから注意してダウンロードして使用するように、というようなものです。ただし、この警告文はbitcoin.orgの共同管理者の一人であるCobraという人の一存で勝手に掲載されたもので、表立ってなにか脅迫文なようなものが送られてきたというような情報は一切明らかになっておらず、なぜい

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    you21979 2016/08/23
  • BitShares創設者が開発したブロックチェーンベースのソーシャルメディアSteemとは? - ビットコインの情報サイトの運営者ブログ

    クラウドセールブームが続く中、今月の3日にSteemという新プロジェクトがベータ版としてひっそりとスタートしました。仕組みについて完全には理解できていないところもまだありますが、マイニングを試してみたりアルファ版のころから登録していたので概要を書いてみたいと思います。 Steemの概要 Steemは、BitSharesの創設者でありリード開発者のbytemasterことDaniel Larimerにより開発されました。BitSharesのベースとなっているGrapheneというエンジンを基にはしていますが、基的には一からコードが書かれ、独立したブロックチェーンとなっています。 参加者が報酬をもらえるRedditというコンセプトを標ぼうしており、実際のイメージもRedditと同じようなソーシャルメディアと考えて良いと思います。ブロックチェーン上にコンテンツ内容が書き込まれているため、言わば

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    you21979 2016/07/15
    この辺の設計思想とかゲーム内の通貨の設計とかなり似てるよなぁ。ゲーム通貨との境目が無くなりそう
  • Steemの短期的暴騰は必然だった?複雑な供給量の仕組みと流動性について - ビットコインの情報サイトの運営者ブログ

    どうやら以前少しだけ書いたSteemが一週間前の10倍以上の価格となっているようです。時価総額もRippleを抜いて現在の時点で第3位になっています。仕組みが複雑すぎるので相変わらず完璧に理解できている自信はありませんが、改めて書いてみます。 前回書いたようにSteemは供給量がもの凄い勢いで増えていくインフレ型の通貨ですが、それに対応して単純にすぐ価格が下がるとも限らない事情があります。それはSP(Steem Power)という存在のためです。なお、Steemの概要については前回の記事を見てください。 SPの性質により総発行量に対して流動性が極端に低くなる SPは送受信することが一切できず、送受信可能なSTEEMに変換するためには、1週間後に1/104分、全額を変換するには約2年間かけなければなりません。 現在の送受信可能なSTEEMの量は? 現在のSTEEMの供給量はsteemd.co

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    you21979 2016/07/15
  • The DAO事件の続々報、Ethereumのソフトフォークのコードに脆弱性が発見され先行き不透明に - ビットコインの情報サイトの運営者ブログ

    前回の記事で書いたようにマイニングプールのほとんどがソフトフォークを支持し、Ethereumのソフトフォークが行われるのは確実な状況でしたが、そのコードにDoS攻撃に対する脆弱性が発見されたようです。 現在では各マイニングプールも新バージョンの採用をとりやめており、ソフトフォークの実行は見送られることになりそうです。 今回の脆弱性はソフトフォークのコードの基設計自体に問題があるので、全く一から設計し直さなければならず、少なくとも今すぐ修正して公開し直すのは無理で、今後脆弱性なしにソフトフォークによるThe DAOの資産凍結を行えるのかどうかも不透明な状況です。 ソフトフォークが無理と分かれば、いきなりハードフォークということもあり得るかもしれませんが、ハードフォークの具体的な内容やコードはまだリリースされていません。 いずれにせよ7月14日には、DAO作成後の27日間の制限が解除されるこ

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    you21979 2016/06/29
  • The DAOへの攻撃によりETH採掘者たちに突然突き付けられた決断 - ビットコインの情報サイトの運営者ブログ

    ※速報的な記事で調べ切れてない部分もあるので内容の間違いはご容赦ください。 The DAOの解説記事については、正直個人的にあまり興味がなかったので先延ばしにし続けてましたが、記事を書く前に大事件が起きてしまったようです。今日17日の昼過ぎ頃にThe DAOのコントラクトへの不正な攻撃が行われ、総資産の30%にあたる350万ETH以上が引き出されました。 攻撃の概要 現在は事件が起きたばかりでありよくわからないところもあるので、詳細は以下の記事を引用しておくにとどめます。 TheDAOが暴落、崩壊の危機に イーサリアムも道連れに(更新あり) | ビットコインの最新情報 BTCN|ビットコインニュース 一言で言えば、現在稼働しているDAOの「子DAO」を新しく作成しその「子DAO」にETHが移されたというかたちになります。新しくDAOを作成した際には27日間はコントラクト内のETHの移動は一

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    you21979 2016/06/18
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