日本気象協会は3日、来春のスギやヒノキなどの花粉の飛散予測を発表した。 この夏の猛暑の影響で、関東、東北では例年の110〜200%と多くなる一方、雨の多かった九州、四国では70〜90%と少なくなる見通しという。 花粉は、一般的に前年の夏に気温が高く、日照時間が長いなどの条件がそろうと、飛散量が多くなる。関東と東北ではこの夏、日照時間が長く雨も少なかったため、2012年までの10年間を平均した「例年値」よりも多くなると予測された。 一方、全国的に飛散量が平年並みか少なかった今春と比べると、九州を除いて多くなり、関東や東北、北海道では2〜5倍になる所もある見通し。