「シネマアートン下北沢」(6月7日撮影)。「古書ビビビ」の店主、馬場さんは「まだ閉館とは思っていない。悲観せず、一ファンとしていつ再開できるかを考えていきたい」と話す。 同館は「シネマ下北沢」として1998年にオープン。その後現在の呼称となり、現在まで続いてきた。館内は50席と小規模ながら、若手監督作品の上映や、「美術監督」や「12人の監督のデビュー作品」など、60年代から現在のものまでを集めた特集上映なども企画。独自の上映ラインアップを支持するファンも多かった。映画を見なくても利用することのできる館内喫茶店も人気を集めていた。 閉館は6月に入ってから急きょ決定。同館サイトでは、閉館の理由について「親会社の経営悪化のため」とだけ説明している。 6月5日・6日の上映後には有志による再開嘆願の署名も行われた。署名に参加した、同館近くの「古書ビビビ」の店主、馬場幸治さんは「6日に訪れた際には人だ