KDDIと沖縄セルラー電話は12月6日、携帯電話向けインターネット・サービス「EZweb」のメール・サービスに送信ドメイン認証技術を導入すると発表した。 2006年度中をめどに、送信ドメイン認証技術「SPF/Sender ID」を採用したメール・フィルタリング・システムを稼動開始する。スパムやフィッシングなどに使われる、送信元アドレス詐称メール(なりすましメール)対策の一環という。 SPF/Sender IDはメールの送信元サーバーと送信元アドレスのドメインが一致するかどうか、受信側がDNSサーバーに「SPFレコード」を問い合わせて確認する技術。SPFレコードは、ドメイン管理者が設定するメール送信サーバーのホスト情報などを記述したもので、携帯電話キャリアや固定ISPといったドメインを保有する企業がこれをDNSサーバーに登録しておく。 KDDIではメール・フィルタリング・システムの導入に先立