発展途上国で医療支援などを行う人道支援活動「パシフィック・パートナーシップ」参加者へのあいさつに臨む鳩山由紀夫・首相 =17日午後、首相官邸(酒巻俊介撮影) 鳩山由紀夫首相は17日夜、口蹄(こうてい)疫の対策本部設置について「感染拡大をとめることができていない現実がある。風評被害以上に、正確に事実を知っていただくことがより重要だと判断した」と述べた。首相官邸で記者団に答えた。 ぶら下がり取材の詳報は以下の通り。【口蹄疫】−−口蹄疫対策本部の初会合が開かれたが、どのように対処していく方針か。宮崎に入って直接、陣頭指揮をとる考えはあるか「この件は今日、対策本部を立ち上げました。その意味は、これ以上感染を広げないために、政府全体で対処するということであります。これはもうすでに政府は、それぞれ対処しておりました。私は現地に副大臣、あるいは補佐官を派遣を致しましたから、彼らからいろいろ状況を聞いて、