Adobe Systemsは米国時間2月7日、2種類のゼロデイ脆弱性を修正する「Adobe Flash Player」の緊急アップデートを公開した。このアップデートは、「Windows」「Mac」「Linux」「Android」版のFlashがすべて対象となる。 この脆弱性はすでに「実際に」悪用されていると、Adobeはこのパッチに関するブログ記事の中で述べている。また、2種類のゼロデイ脆弱性を取り上げたKaspersky LabのThreatpostブログによると、ゼロデイ攻撃の1つは「航空宇宙産業その他の製造会社」を標的とし、人々を欺くことで悪意のあるFlashコンテンツを仕込んだ「Microsoft Word」ドキュメントを開かせようとするという。もう1つのゼロデイ攻撃は、「Mac OS X」版の「Firefox」と「Safari」を標的とし、ユーザーを欺くことで悪意のあるFlash