医療ガバナンス学会 (2009年11月21日 08:31) | コメント(0) | トラックバック(0) 漢方の保険給付はずし 慶應義塾大学医学部漢方医学センター センター長 渡辺賢治 般用薬類似医薬品(OTC類似薬)を保険給付からはずすというのである。 この議論は長年自民党政権時代に政府ならびに財務省が再三提案しては消えた 案件である。 平成9年7月11日に与党協議長の丹羽雄哉氏が、都内の講演会でOTC類似薬の保 険給付除外について述べている。OTC類似薬の例として、漢方、ビタミン、湿布 薬を挙げている。 2006のNikkei Newsによると、政府・自民党は市販薬と類似する医薬品(例: かぜ薬など)を医療機関が処方した場合、公的医療保険を適用せず、全額患者の 自己負担とする方向で検討に入ったと報じている。 2007年1月、財務省理財局の向井治紀国有財産企画課長が日本
医療ガバナンス学会 (2009年11月22日 08:04) | コメント(0) | トラックバック(0) 『内閣府の行政刷新会議が実施した「事業仕分け」を受け、漢方薬等の市販品類似薬を保険適用外とする方向性で結論が下された』 佐久総合病院附属小海診療所 後期研修医 小池宙 ニュースを読んだとき、眼を疑った。次に患者さんたちの顔が浮かび、そして怒りと 悲しさがわいてきた。 自分はまだ医者として4年目、漢方薬を少しずつ使い始めて2年目程度。しかしその 短い経験の中でも、漢方薬を使わなければなくなられてきた方を私は何人も見てきた。 たとえば先週CVポート(高濃度の栄養剤を点滴するための器具)を抜去した患者さ んも、そんなひとり。 大腸穿孔の手術後に大きく衰弱、その後も絞扼性イレウスで小腸を半分以上切除、そ の後重度の食欲不振となりほんとんど食事を取れない状態で、CVポ
2009年11月24日 米国立がん研究所ジャーナル、適切なメディア報道を支援するウェブサイト開設。 米国立がん研究所ジャーナル(JNCI)は11月20日、がん研究をメディアが適切に報道するのをサポートするためのウェブサイトを開設した。 がん研究に関するメディア報道は、治療の有用性やリスク要因の有害性を過大に伝えるものが少なくない。今回開設された「がん研究の報道」と題するサイトには、ジャーナリストが適切な報道を行い、市民が報道を正確に理解するのをサポートするためのPDFファイル資料へのリンクが貼られている。 現時点では、「研究結果の説明」という見出しの下に、「数値に関する用語集」(絶対リスク、相対リスク等)、「統計に関する用語集」(P値、信頼区間、生存率等)、「報道をガイドする質問集」(研究の評価指標はどれだけ重要か?等)、「研究に対する注意を強調する方法」(有用な表現集)の四つの資料へ
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