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ブックマーク / usa3.hatenadiary.org (2)

  • うさ道 - ミステリーとしての『ひぐらしのなく頃に』の問題点-まとめ

    こちらあたりを参考にしつつ。というか←のまとめ+αくらいな感じですが。 例によって「皆殺し編」までのネタバレを多分含むので隔離。 私が思うに大きく分けて2点。 問題編ですべてのヒントを提示しなかったこと。 わかりにくく書けば境界条件をはっきりさせなかったこと、ということになるでしょうか。 多くの方が指摘しているように、祟殺し編(+暇潰し編)までのいわゆる問題編でのヒントから、皆殺し編の解答を導き出すのはまず不可能です。なぜなら、解答に登場人物の妄想や超常的な現象、巨大規模の組織といった要素が絡んでくるからです。これらはいずれもミステリでは一般的に「アンフェア」だとされる解答です。 もし問題編のうちに、それらの存在が示唆されていたなら問題はなかったのですが、実際はそうではなかった。この状況で、それらの存在を前提に推理する人間はごく少数でしょう。少なくとも問題編までは「既存のミステリの文脈に従

    うさ道 - ミステリーとしての『ひぐらしのなく頃に』の問題点-まとめ
  • 「本格」としての「ひぐらし」を改めて考えることは、議論をさらに発展させる上で決して無意味ではない - うさ道

    『ひぐらし』の”ミステリ的な”魅力について(『ひぐらし解』の多重解決構造) うーん、なんでこんな反応になっちゃうんでしょうか。 私は先の記事において、たしかにミステリ的見地から「ひぐらし」を批判しましたが、だからといって「『ひぐらし』という作品の価値がゼロ」だなどとは一切書いていません。ついでに言えば、記事を書くにあたって不快になったり怒ったりしたようなこともありません。ミステリの体裁をとって売り出された「ひぐらし」が、現在はミステリとして見たときに批判の対象になっている。では一体何が問題だったのか、ということを、私なりにできる限り冷静な目で分析しただけの話です。分析という行為において不快だとか怒りだとかいった感情的なものは邪魔なだけであり、書く際にそういったものは極力排除したつもりです(その意味では大元は批判ですらありません。問題があったから結果的に批判することになっただけです)。それを

    「本格」としての「ひぐらし」を改めて考えることは、議論をさらに発展させる上で決して無意味ではない - うさ道
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