災害や停電に備えたディザスタリカバリや、BCP(事業継続計画)のための遠隔地のサーバーへのデータレプリケーションも、オープンソースのDRBDで実現できる。WindowsなどLinux以外のサーバーのデータをバックアップすることも可能だ。 DRBDによる遠隔レプリケーション ディザスタリカバリは、被災からの被害の軽減や復旧と、それを可能にするための日常的な取り組みといった総合的な取り組みである。コンピュータシステムの場合、データを喪失しないように保全することが出発点となる。 バックアップしたテープを別事業所や保管業者に預けるのが一般的だ。ディザスタリカバリサイト(以下DRサイト)のサーバーに定期的にバックアップする方式もある。しかしメインサイトのサーバーが壊れたら、最後のバックアップ時点以降のデータは失われてしまう。最も理想的なのは、メインサイトとディザスタリカバリサイト(以下DRサイト)の