小学生の頃の夏休みは、朝6時には起床して近所の神社の境内に行き、ラジオ体操に参加して、出席カードに印鑑をもらい、皆勤賞でノート等をもらっていました。 そのおかげで、この年齢になってもラジオ体操第1はあの音楽が流れると同時に体が動き出すといったように、体が習性化されています。 いろいろな対処行動においても、「訓練でできないものは、本番ではできない」と言われるように、反復訓練により習性化されてはじめて過酷な本番において実行できるようになるものです。 最近、日本においても実施されている防災訓練の1つで、「ShakeOut(シェイクアウト)訓練」というものがあります。 あまり耳慣れない訓練ではありますが、徐々に参加者が増加していることから、将来的にはラジオ体操のように、防災の日の定刻に日本中で「Drop」「Cover」「Hold on」という動作が実施される日が来るのではないかと期待されています。