腰痛が起こりやすい体質、というのは確かに存在するといわれています。そのもっとも大きな要因が、遺伝でしょう。2013年に発表された、国際共同研究チームが遺伝子CHST3が見つかった」と研究成果を発表しました。これは腰痛遺伝子ともいわれ、この発見が腰痛の新たな対策につながると期待されています。 腰痛は運動不足、あるいは急激な外的要因(重い物を持ち上げたなど)などによって起こることが原因・理由として挙げられます。しかし、「なぜ起こるか」というのは知らない人が多いのではないでしょうか。運動不足、あるいは外的な要因によって腰痛が起きる仕組みは、筋肉が少なすぎて、体の重みを支え切れなくなった場合、じん帯に強烈な力がかかり、一気にダメージを受けた場合などに起きると考えられています。 しかし、腰痛は遺伝だけによって起こるのではありません。普段の生活が大きな割合を占めます。腰痛の遺伝子というのは、同じような