大阪名物のたこ焼きが、デザート感覚の甘いスナックとして、韓国でブームを呼んでいる。「たこ焼き」の発音や姿形は同じだが、食感は別物。有名チェーン店ではソースにチョコレートを入れているところもあるという。“激辛”好きの韓国だが、たこ焼きは「甘い」進化をたどっているようだ。 ブームのきっかけの一つとなったは、日本で発売されたたこ焼きのPRソング「たこやきのうた」。2005年にご当地でも大ヒットした。 作詞作曲した、イベント会社「ラプレ」(大阪市中央区)社長の上谷信幸さん(37)は、このヒットがきっかけで韓国の大手たこ焼きチェーン「アンタコ」のアドバイザーに就任した。 上谷さんによると、アンタコのたこ焼きは、本場・大阪の「外はカリカリ、中はトロトロ」の食感とは違い、表も中もパンのような感触で、味も甘い。チョコレートをソースに入れており、ホットケーキやデザート扱いという。 上谷さんは「普及度は日本を