【コペンハーゲン大場あい】国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)は7日午前(日本時間7日夕)、コペンハーゲンで開幕する。市内では巨大な地球の模型が夜空に浮かび上がり、市民に地球温暖化問題や交渉の行方に関心を持つよう呼びかけた。(4面に「ペンギンと暮らす町から」) 京都議定書に基づいて先進国が温室効果ガスの排出削減目標を掲げているのは12年まで。COP15では、それ以降の対策の枠組みを決めるのが目的。しかし、これまで、先進国の大幅削減を求める途上国と、途上国の対策強化を求める先進国との対立が深刻化。各国の国益をかけた激しい議論が予想される。
衝突で前部を大破した高城交番のパトカー(左)=大分市荷揚町の大分中央署で2009年11月23日午前8時41分、祝部幹雄撮影 23日午前5時55分ごろ、大分市萩原の市道交差点で、緊急走行中だった大分中央署津留交番の男性巡査部長(55)運転のパトカーと、同署高城交番の男性巡査(24)運転のパトカーが出合頭に衝突した。津留交番のパトカーに同乗していた男性巡査(23)が鼻の骨を折ったほか、3人が軽傷を負った。 現場は信号機付きの交差点。2台は、同市桃園で発生した窃盗事件の現場に向かっており、津留交番のパトカーは西側から、高城交番のパトカーは北側から交差点に進入したという。 共に赤色灯を付けていたが、サイレンは津留交番のパトカーだけが鳴らしていた。同署は、どちらが青信号だったかや交差点進入時のスピードなどを詳しく調べている。 井餘田隆副署長は「事故防止に向け、指導を徹底したい」と話した。【祝部幹雄】
NPO法人「子どもの虐待防止ネットワーク・かがわ」と高松市は1日、同市屋島西町のマルナカパワーシティ屋島で、「オレンジリボン・キャンペーン」を展開し、子どもへの虐待防止などを呼びかけた。11月の児童虐待防止月間に合わせた活動。 同ネットワークのメンバーや地元スポーツ少年団の小学生と保護者ら計37人が参加。虐待死した子どものために黙とうをささげ、同少年団の市立屋島小5年、同市屋島中町、松島励君(11)が「未来ある僕たち私たちを大切にして下さい」などと開会の言葉を述べた。参加者らはパンフレットなどを買い物客らに配り、虐待防止を訴えた。 同ネットワークの中添和代理事長は「自分に何ができるか考えてほしい」と話していた。 同市によると、昨年度、同課に、子どもの虐待相談が140件あった。市は月間中、親子でうどんを作るイベントや講演会などの啓発活動を予定している。【吉田卓矢】
京都府から県内にかけての山陰海岸が28日、世界遺産の地質版といわれる「世界ジオパーク」国内候補地に選ばれた。鳥取砂丘をシンボルとする鳥取市や浦富海岸がある岩美町は、懸垂幕をつるしたり、くす玉を割って喜びに沸いた。 この日、東京の経済産業省で行われた日本ジオパーク委員会で室戸(高知県)、秩父(埼玉県)とともに審査され、唯一候補地に選ばれた。世界ジオパークには今年8月、洞爺湖有珠山(北海道)、糸魚川(新潟県)、島原半島(長崎県)の3地域が日本で初めて選ばれている。 山陰海岸は、ユーラシア大陸から日本列島が分かれて誕生した歴史を地質で確認できる場所として昨年、日本ジオパークに選ばれたものの、「世界」候補地としては落選していた。 平井伸治知事は「世界に飛躍する舞台に立つことができ、喜びにたえない。日本海形成の記録が残る地層や鳥取砂丘、浦富海岸などの地質の多様性に加え、砂丘条例の制定など、地域をあげ
◇母校の小中学生ら2300人 日本人として初めて国際宇宙ステーション(ISS)での長期滞在を終えたさいたま市出身の宇宙飛行士、若田光一さん(46)の帰還報告会が25日、同市大宮区の大宮ソニックシティであった。一般市民に向けた報告会は宇宙からの帰還後初めて。会場は抽選で選ばれた家族連れや、若田さんの母校の小中学生ら約2300人の熱気に包まれた。 市青少年宇宙科学館が主催。若田さんは「子供の夢を宇宙に」と、市内の小中学生ら約10万人分の写真が入ったDVDをISSに持って行っており、持ち帰ったDVDを代表の小学生に手渡した。 若田さんは写真や動画を見せながら、ISSでの生活の様子やさまざまな任務を解説した。「夢、探究心、そして思いやりを持つことが、宇宙の仕事でも子供たちにとっても大切なこと」と述べた。 質問コーナーではマイクを手に子供たちの席に。「宇宙で一番困ったことは?」と問われると、「物がな
日本列島を縦断した台風18号の影響で8日、県内でも強風や大雨となり、多数のけが人や土砂崩れなどの被害が出た。台風の県内接近は午前中だったため、公立学校は大半が休校措置を取ったが、公共交通も乱れ通勤の足に影響が出た。 県のまとめによると、相模原市で自転車を押していた無職男性(86)が強風にあおられ転倒し、左太ももを骨折した。横浜、川崎など7市で重傷3人を含む14人がけがをした。 気象庁によると、県内は横浜市で28・7メートル、藤沢市で28・2メートルの最大瞬間風速を記録した。また、三浦市で1時間54ミリの非常に激しい雨を観測し、10月としては76年の統計開始以降最大となった。 横須賀市は土砂崩れや高潮の恐れがあるとして、市内11世帯計27人に避難勧告を出した。同市内を含む6世帯18人が近くの公民館などに避難した。 がけ崩れは6カ所で発生。午前3時半ごろ、横浜市保土ケ谷区桜ケ丘2の男性会社員(
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