アジアで中国、インドに続き急成長を遂げているインドネシアは、ビジネス規制においても他の東アジア・太平洋諸国に比べて大きな変革を遂げていることが世界銀行の報告で浮かび上がった。 世界銀行が今月9日発表した2010年度の年次報告書「ビジネス環境」で、インドネシアは昨年の129位から122位に順位を上げた。アジア地域で最も上昇率が高かったのは順位を15位上げた台湾だったが、ビジネス環境の改革ではインドネシアの方が進んでいる様子がうかがえる。 ムーディーズ・エコノミー・ドット・コムのエコノミスト、ニキルシュ・バッタチャリヤ氏(シドニー在勤)は10日付の電子メールで「改革の効果がはっきりと迅速に表れている。企業運営や起業に伴う費用が下がったことで、信用資格を満たし、政府の支援を受けられる事業主が増加した」と述べた。 報告書は新興国の地盤が揺らいでいることも示している。中国(86→89位)、ブラ
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