昨日、被災地の商店街再活性化を扱っていたテレビ番組があり、たまたまそれを横目で見ながらぼんやりと考えていました。 今回は被災地の話なのでちょっと別ですが、地元商店街とイオン、みたいな話は延々と繰り返されています。実際は地元商店街が先に衰退してその後イオンが来てくれたんだ、という話もありますし、別段大規模資本反対とかいうことを言いたいのではありません。 これについて考えたというのは、 ①労働者すなわち消費者という閉じたローカルな関係を破壊するのは非常に危険 ②しかしウェットな関係はウザい ③でもウェットな呪いからは自由になれない の三点です。 ①は割りと普通の話で、高度資本主義社会が進展するに伴い、わたしたちは各々の場面でのロールに分断され、消費者は消費者の立場を、生産者は生産者の立場だけで考えるように統治されていきます。その最たるものがグローバリゼーションですが、こうした方向性は比較優位を
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