2009年11月22日00:00 カテゴリ社会・世界情勢 このくにには強制収容所があります その正式の名称は「入国者収容所」、ふだんは入管センターと呼びならわされ、牛久(茨城)、品川(東京)、茨木(大阪)、大村(長崎)の4カ所にあります。牛久と品川は一体的に運営されています。そこに入れられているのは、このくにが存在を認めない外国籍の方がたです。たまに報道されるケースもありますが、ほとんどがあえて社会から見えなくされている、としか思えません。さまざまなくにからやってきた方がたが、強制送還を前提に、お先真っ暗ななか、無為のまま、知る人もいない大部屋に何カ月も何年も、長い方だと5年も6年も押し込められています。その状況をbrain torture、「脳の拷問」と表現した方もいます。 そこでは3食、冷たい弁当があてがわれます。わたしが知っているのは、ごくふつうのご飯のコンビニ弁当のようなもので、そ