選挙の際に、自分と考えの近い候補者が分かる「ボートマッチ」を自治体の選挙管理委員会が行うことについて、松本総務大臣は公平・公正性の確保の観点から懸念があるなどとした見解を全国の選管に通知したことを明らかにしました。 「ボートマッチ」は、有権者がインターネット上で質問に答えると、自分と考えの近い候補者は誰なのかが分かるサービスで、東京 杉並区の選挙管理委員会が、統一地方選挙での実施を検討していましたが、総務省から「公職選挙法に抵触する可能性がある」などと見解を示され、実施を断念しました。 これについて、松本総務大臣は、24日の記者会見で「選挙管理委員会が『ボートマッチ』を行う場合、限られた設問で、公平・公正性が確保できるのかなど、課題や懸念がある」と述べました。 そのうえで、「選挙管理委員会の委員や、職員による選挙活動の禁止に抵触すると判断された場合には、罰則が科される可能性もある。また、選