3年前、福岡県宗像市の東海大福岡高校で2年生の男子生徒がいじめ被害を訴える遺書を残して自殺した問題です。亡くなった生徒の母親が21日会見を開き、自殺の原因を明らかにしてほしいと訴えました。 亡くなっ…
「この戦争が4年目にもつれ込むことはおそらく確実だ」 3年目に突入したロシアによるウクライナへの軍事侵攻。すでに来年以降も戦争が続く可能性を指摘するのは、国内きってのロシア軍ウォッチャーの東京大学先端科学技術研究センターの小泉悠准教授です。 ウクライナ軍の反転攻勢が“失敗”した一方、小泉氏はロシア軍も戦局を一気に変えるほどの能力はないと分析。“プーチンの戦争”はさらに長期化すると予見します。 戦局のカギを握るのは、やはりあの大国。そして、日本が議論を始めるべきこととは。 (国際部記者 大石真由) ※以下、小泉氏の話(インタビューは2024年2月23日) この1年の戦況をどう見るか? 去年(2023年)2月ごろと現在の戦況図を比べてみると、ほとんど変わっておらず、この1年を大きな視点で見ると、こう着状態が続いてきたといえると思います。 この戦争は戦術レベルで見ると、攻める側にとって著しく不利
ネット上で話題になった、医療界騒然のマンガ『脳外科医 竹田くん』。主人公は口だけうまく、やたらと手術をしたがるが、手術はミス続き。そのモデルになった医師本人が初めて口を開いた――。 なぜあの人が担当に 〈四肢麻痺〉〈重度の聴力障害〉〈穿孔に起因する頭蓋内出血〉〈死亡退院〉 手術やカテーテル治療で失敗を重ね、こうした取り返しのつかない事態を招きながらも、開き直って周囲を振り回す外科医を描いたマンガ『脳外科医 竹田くん』が、医療界で波紋を広げていることをご存じだろうか。 2023年1月からブログ上で連載を始め、同7月まで更新されていたこのマンガは、早くから「ある実在の医師」をモデルにしているのではないか、と指摘されていた。それが、2019年7月から2021年8月まで兵庫県の赤穂市民病院に勤務していた脳外科医のA医師(40代・男性)である。 同病院の脳神経外科では、A医師が着任してわずか半年あま
「手術禁止」を言い渡されるも… のちに赤穂市民病院が外部の有識者に依頼してまとめた「ガバナンス検証委員会報告書」などにもとづき、A医師の関与が疑われる医療事件を時系列順に総覧したのがこちらの図表だ。 報告書や地元紙「赤穂民報」などの報道によると、A医師はXさんの母を執刀した翌月にも、75歳男性の脳腫瘍の手術、84歳女性の脳梗塞のカテーテル治療を担当したが、ともに術後に重い脳梗塞や脳出血を起こし、亡くなっている。この時点で合計8件もの医療事故に関与していたA医師は、病院から「手術・カテーテルなどの侵襲的(患者の体を傷つける)治療の中止」を指示された。 その後の経緯は、記事の後半でもA医師の主張とともに触れるが、Xさんとその母に訴えられたA医師は、それから1年あまり経った2021年8月に赤穂市民病院を依願退職。ほどなく、前編記事で触れた大阪市の医誠会病院に勤務し始めた。 新たな事件が起きたのは
長野県小谷村にある北アルプスの「風吹岳」で2日昼前、雪崩が発生しバックカントリースキーをするために山を登っていた10人が巻き込まれました。このうち2人が救助されていずれもけがはないとみられ、残る8人も自力で下山し、全員の無事が確認されました。 2日午前11時半ごろ長野県小谷村にある北アルプスの「風吹岳」の標高1400メートル付近で、「雪崩が発生して複数人が巻き込まれた」と警察に通報がありました。 警察によりますと雪崩に巻き込まれたのは2つのパーティーの10人で、このうち大阪市の男性と富山県の男性の2人は午後1時半ごろ、ヘリコプターで救助され松本市内の病院に搬送されました。 2人ともけがはないと見られています。 残る8人は自力で脱出したということで、午後4時半ごろ下山しました。 下山した人たちによりますと、雪崩に巻き込まれたのは、山梨県や大阪府などから日帰りの予定で訪れた4人パーティーと6人
「急速に進展する少子化により、我が国は社会機能を維持できるかどうかの瀬戸際と呼ぶべき状況に置かれています」 日本の岸田文雄首相は先月23日、日本の通常国会の開会を告げる衆議院本会議の施政方針演説で、出生率の低下によって大きな社会的危機に陥った日本社会の現実を指摘した。首相はこの危機に立ち向かうために子育て政策は「待ったなしの先送りの許されない課題」だとし、「年齢・性別を問わず、みなが参加する、従来とは次元の異なる少子化対策を実現したい」と語った。 翌日、米国「CNN」はこのような現実を伝えつつ、少子化問題は日本だけでなく中国や韓国を含めた東アジア全体を貫く主要な懸念事項だと指摘した。1961年の大躍進運動の失敗で一時的に人口が減った後、61年ぶりに減少へと転じた中国、世界最低水準の出生率を記録している韓国なども同じ状況だということだ。 実際に、国連経済社会局が昨年7月に発表した「国連世界人
飲食店で女性客にはさみを突きつけて脅したとして、兵庫県警葺合署は1日、暴力行為法違反の疑いで神戸市中央区の会社員の男(52)を現行犯逮捕した。 逮捕容疑は1日午後11時ごろ、客として訪れた同区割塚通7の居酒屋で、カウンターで食事をしていた女性客(42)に対し、店の洗い場にあったキッチンばさみを突きつけて「殺したろか」などと脅した疑い。 男は「ありえません。していませんし覚えてもいません」と、容疑を否認しているという。 葺合署によると、2人に面識はなく、男が店内でこけるほど酔っていたのを心配した女性客が「帰ったらどないですか」と声をかけると激高した。 女性客は柔道の有段者で、男に関節技をかけて取り押さえたという。
親子、夫婦、きょうだい……家族間の暴力や虐待など、家庭内で起きる悲劇が後を絶たない。なぜ肉親に対して殺意を抱き、一線を踏み越えてしまうのか。傍聴人でライターの高橋ユキさんに、2016年に千葉県酒々井町(しすいまち)で起きた姉弟間の殺人事件をふりかえっていただいた。 そんな連絡を受けて友人たちは2016年9月12日の昼過ぎ、森本翔さん(仮名、当時21)の住む、千葉県酒々井町の一軒家に向かった。 「Twitter(当時)を毎日更新しているのに、更新が途絶えて心配だったことと、彼自身、不幸なことが続いていて、首を吊ろうとしたこともあったので、何かあったんじゃないかと思った」 とのちに語る友人が心配しながら一軒家のインターフォンを押すと、玄関先に出てきたのは翔さんの姉の森本麻里(仮名、当時25)だった。「翔は今、家にいない」と言われたが、友人は信じなかった。過去にも麻里から「いない」と言われて帰宅
地震活動が続いている千葉県東方沖で、陸側のプレートと海側のプレートの境界がゆっくりとずれ動く「スロースリップ」が起きているとみられることが国土地理院の分析でわかりました。 千葉県東方沖では先月27日から地震が相次いでいて、1日早くにはマグニチュード5.2の地震が発生し、千葉県と埼玉県で震度4の揺れを観測しています。 衛星を使って地殻変動の観測をしている国土地理院によりますと、房総半島では先月26日ごろから、ふだんとは異なる変化が起きていたことがわかりました。 この地殻変動をもとに分析した結果、千葉県東方沖では陸側のプレートと海側のプレートの境界がゆっくりずれ動く「スロースリップ」が起きているとみられ、ずれ動いた量は最大でおよそ2センチと推定されています。 千葉県東方沖では1996年から2018年にかけて「スロースリップ」が6回観測されていて、同じ時期に地震活動が活発になっています。 過去の
女子高生にわいせつ行為、「市役所どこですか」と呼び止め…男逮捕 夜の路上で 20代女性にも道案内を求めるふり、急に押し倒していた 会社員の25歳、逮捕は3度目 羽生市の路上で女子高校生の体を触ったとして、県警捜査1課と羽生署は26日、不同意わいせつの疑いで、パキスタン国籍で羽生市藤井下組、会社員の男(25)=同罪で起訴=を再逮捕した。逮捕は3度目。 再逮捕容疑は昨年9月25日午後10時ごろ、羽生市の路上で、徒歩で通行中の10代女子高校生の体を触るなどのわいせつな行為をした疑い。容疑を認め、「女の人を触りたいという気持ちを抑えられなかった」と供述しているという。 捜査1課によると、現場は夜間は車両や人通りが比較的少ない住宅街。男は「市役所はどこですか」などと日本語で声をかけながら後方から近づいて犯行に及び、女性に抵抗されて逃走した。被害に遭った2日後、女性が「知らない外国の男の人に体を触られ
埼玉県川口市に住む30代の女性が制作したクルド人問題に関するメッセージ画像を産経ニュースで紹介したところ、女性から「市民の抱える行き場のない怒り、悲しみに光を当てていただいた」とするメールが届いた。画像は、同市内などに在留するトルコの少数民族クルド人と地域住民の軋轢の中、「苦しんでいる市民の声や市民の人権は無視ですか?」と訴える内容。女性は「市民の意見を聞こうともしないメディア」に疑問を投げかけている。移民受け入れに対する報道をめぐっては、過去の欧州の経験でもその役割が問い直されている。 欧米メディアも「報道しない自由」欧米では現在、不法移民を含む移民の増加による社会の混乱が、国家的な課題となっている。その背景として、メディアが「ヘイト」「差別」と批判されることを恐れるあまり、必要な報道をしてこなかったとの指摘が出ている。 2017年に英国で出版され、ベストセラーになった「西洋の自死」(ダ
Published 2024/03/01 19:09 (JST) Updated 2024/03/01 19:34 (JST) 2022年に千葉県成田市の成田赤十字病院で受けた手術で、誤って人工肛門(ストーマ)を大腸ではなく胃に造設されて精神的苦痛を受けたとして、患者だった70代女性の家族が病院を運営する日本赤十字社(東京都)に計600万円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴したことが1日、関係者への取材で分かった。提訴は2月27日付。 病院は共同通信の取材に医療ミスを認め「訴状はまだ確認できていないが、当院の不手際により、患者や家族に本来必要のない心配をおかけし、心からおわび申し上げる」としている。 訴状によると、女性は22年2月、成田赤十字病院で手術を受けた。執刀医の他にも医師2人が立ち会っていたのに、大腸の横行結腸か胃かを十分に確認することなく漫然と手術をして医療ミスを起こし、女性や家族
日テレNEWS NNN社会【速報】夫婦を殺害か 足立区・住宅床下から夫婦の遺体 フィリピン人の男女2人を殺人の疑いなどで再逮捕 男が供述「報酬もらう約束で手助けした」 警視庁 2024年1月、東京・足立区の住宅の床下から夫婦の遺体が見つかり、遺体を遺棄したとしてフィリピン人の男女2人が逮捕・起訴された事件で、警視庁は、夫婦を殺害した疑いが強まったとして、2人を殺人などの疑いで再逮捕しました。 この事件は、2024年1月18日、足立区にある住宅の床下からこの家に住む高橋徳弘さん(55)と妻の希美江さん(52)の遺体が見つかったもので、遺体を遺棄したとして、いずれもフィリピン国籍のモラレス・ヘイゼル・アン・バギシャ容疑者(30)とデラ・クルース・ブライアン・ジェファーソン・リシン容疑者(34)が逮捕・起訴されていました。 司法解剖の結果、夫婦の死因は胸を刺されたことによる心臓損傷などとみられ、
Text by有太マン Photo by RealShot MASATO 2019年11月にRiddimOnlineに掲載されたインタビューです。 日本語ラップにおける「BUDDHA BRAND」の名の、受け取り方に多様性はあれ(10/17放送のテレビ朝日・アメトーーク!「ラップ大好き芸人」参照)、その存在の大きさを認めない人間はいないだろう。 フロントマンだったDEV LARGEの逝去が伝えられたのは2015年。その衝撃から4年が経ち、いまだ人々の心から消えないうちに、新アルバムが発売される。 タイトルは『これがブッダブランド!!』。 今回いただいたのはラッパーのお2人、函館に移住したデミさんことNIPPS、蒲田在住のクリさんことCQが揃う貴重な機会。そこに、コン(またはヒデ)さんことDEV LARGEのNY時代からの親友であり、ブッダよりデビューが早かったことでライバル視もされていたク
辺野古代執行、沖縄県の敗訴確定 軟弱地盤工事巡り―最高裁 2024年03月01日19時19分配信 軟弱地盤がある大浦湾側の工事に着手し、作業船から石材を海に投下する重機=1月10日、沖縄県名護市辺野古 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設を巡り、国が軟弱地盤の改良工事に必要な設計変更を代執行するため同県の玉城デニー知事を相手に起こした訴訟について、最高裁第1小法廷(岡正晶裁判長)は2月29日付で、県側の上告を退ける決定をした。県の敗訴が確定した。 辺野古住民ら提訴 代執行承認は「違法」―那覇地裁 裁判官5人全員一致の意見。地方自治法に基づく代執行訴訟で、初の最高裁決定となった。 福岡高裁那覇支部は昨年12月、県に設計変更を承認するよう命令。県は上告したが、工事を止める効力はなく、国は1月、代執行により軟弱地盤がある大浦湾側の工事に着手した。最高裁決定は国土交通相の代執行を追
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く