在特会のメンバーによる京都朝鮮第一初級学校襲撃事件から昨日で10年が経過したことを知り、7年前に自分のためだけに残していた日記の文章を元に、在日コリアンである同級生と後輩ミュージシャンとのそれぞれの体験を、ブログに残しておくことにしました。 自分には、故郷の京都で中学、高校、浪人時代を共に過ごした在日コリアンの同級生の友人Aがいる。彼とは今も、正月に地元で行われる同級生による恒例の新年会で1、2年に1度は再会し、楽しい酒を酌み交わす。Aは学生時代からやんちゃで明るく、飾らない性格で、誰からも愛されるクラスの人気者だった。今も彼が宴に加わると場が一気に盛り上がる。最高のムードメイカーなのだ。 今から7年前の正月の新年会のこと。皆でしこたま飲んで2次会もお開きになり、自分とAともう一人の同級生Bの帰り道が同じだったので、3人で一緒に徒歩で帰ることになった。 自分とBにとっては、心地良い余韻を残