ブックマーク / rikuonet.blogspot.com (3)

  • 在日コリアンの同級生と後輩ミュージシャンとの話

    在特会のメンバーによる京都朝鮮第一初級学校襲撃事件から昨日で10年が経過したことを知り、7年前に自分のためだけに残していた日記の文章を元に、在日コリアンである同級生と後輩ミュージシャンとのそれぞれの体験を、ブログに残しておくことにしました。 自分には、故郷の京都で中学、高校、浪人時代を共に過ごした在日コリアンの同級生の友人Aがいる。彼とは今も、正月に地元で行われる同級生による恒例の新年会で1、2年に1度は再会し、楽しい酒を酌み交わす。Aは学生時代からやんちゃで明るく、飾らない性格で、誰からも愛されるクラスの人気者だった。今も彼が宴に加わると場が一気に盛り上がる。最高のムードメイカーなのだ。 今から7年前の正月の新年会のこと。皆でしこたま飲んで2次会もお開きになり、自分とAともう一人の同級生Bの帰り道が同じだったので、3人で一緒に徒歩で帰ることになった。 自分とBにとっては、心地良い余韻を残

  • 鶴見俊輔氏の「お守り言葉」から「戦争法案」という言葉を考える

    哲学者、評論家の鶴見俊輔氏が亡くなられた。 自分の両親は、若い頃から鶴見氏のお世話になり、京都の実家の棚には氏の著作が多数並べられていた。自分がそれらを棚から取り出すことはほとんどなかったけれど、氏は自分にとってもどこか身近で親しみを感じさせる存在だった。 若かりし頃の両親は、鶴見氏らによって戦後すぐに創刊された「思想の科学」に、’60年代から’70年代にかけて、何度か文章を書いたそうだ。母によると、鶴見氏はとにかく褒め上手で、掲載された母の文章をいつもベタ褒めしたくれたと言う。母はそれが嬉しくて、氏から褒められたことを何人もの同世代の知人に話したところ、皆が一様に何かしらのお褒めの言葉を氏から受けとっていたことが判明し、少しがっかりしたそうだ。鶴見氏の人柄を表すエピソードに違いない。 鶴見氏は、「思想の科学」を創刊するにあたってまず、「大衆は何故、太平洋戦争へと突き進んでいったのか?

  • ブログ「大型店のせいで商店街が潰れたというくだらない同情論はやめにしたい」と「未だにCDを買ってと嘆く音楽業界の末期症状」を読んで

    ブログ「大型店のせいで商店街が潰れたというくだらない同情論はやめにしたい」と「未だにCDを買ってと嘆く音楽業界の末期症状」を読んで 以下のブログを読んで、異議を唱えたくなってしまった。 http://kasakoblog.exblog.jp/22226966/ この人のブログ、何度かFBでシェアされているのを見かけたことがあって、いずれも興味深いテーマだったので、読ませてもらっていたのだが、同意できる部分もありつつ、その語り口と内容に対して、常に違和感が残った。今回のブログも、さっきFBでシェアされていたのを見て、読ませてもらったのだが、正直に言うと、読んだ後に少し腹立たしい気持ちになった。 「もういい加減、商店街というビジネスモデルが崩壊していることを、きちんと理解したらどうか。」 「商店街同情論者は、CDが売れないのにCDを買ってと嘆くミュージシャンや、1000円理髪店を不衛生だとナン

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