ブックマーク / space-opinion.info (3)

  • 鳥人間コンテストの安全性を考える 第1回 自己責任とは何か | 宇宙開発にひとこと

    これまで九州工業大学チームの鳥人間コンテスト事故について、事故の分析と裁判を中心に考えてきた。しかし問題は、ひとつのチームのひとつの事故だけで終わるものではない。今回からは話題を変え、鳥人間コンテスト全体にある様々な問題について考えていく。 私は、大学時代にサークルチームで鳥人間コンテストに出場、卒業後は社会人チームで数回出場した。と同時に、パラグライダー歴15年ほどのパイロットだ。その経験から鳥人間コンテストを振り返って考えると、非常に多くの問題があることに気付くのである。今回は、鳥人間コンテストにおける自己責任の考え方について分析してみる。九工大事故でも「パイロットの自己責任」という意見がネット上でも、また鳥人間関係者の間でも多く聞かれた。では鳥人間コンテストに自己責任は成立するのだろうか。 スカイスポーツの自己責任 スカイスポーツは、自分自身のために空を飛ぶものだ。だから、事故に対し

  • 鳥人間コンテストの安全性を考える 第2回 「辞退できないルール」から見えた読売テレビの本音 | 宇宙開発にひとこと

    鳥人間コンテスト関係の過去連載も併せて読んで頂ければ幸いです。 鳥人間コンテストの事故が話題になった際、鳥人間コンテストには「参加者が出場を辞退できないルールがある」ということを紹介した。このルールはよほど衝撃的だったのか、ネット上では「当にそんなルールがあるのか」という疑問さえ上がった。 結論から言えば、このルールは実在するし、2014年のルールブックにも引き続き存在していることから、讀賣テレビは前年からの裁判にも関わらず「このルールには問題がない」と考えていることがわかる。ちなみに、現在も入手可能な「鳥人間コンテスト30周年記念DVD BOX」に付属のリーフレットには、2006年の第30回大会のルールが記載されているので、誰でも確認可能だ。内容は以下の通りである。 7 棄権 a 出場エントリーを済ませたチームは、大会実行委員会が棄権に相当する理由があると認めた場合以外、自らの申請によ

    鳥人間コンテストの安全性を考える 第2回 「辞退できないルール」から見えた読売テレビの本音 | 宇宙開発にひとこと
  • 鳥人間コンテスト事故の深層 第5回:新証言が明らかにした事故の全貌 | 宇宙開発にひとこと

    しばらく間が空いてしまった。私自身の都合もあるがもうひとつの理由は、新情報が大量にもたらされ、その分析に時間を要していたからだ。 情報をもたらしてくれたのは、事故当時の九工大チームのメンバーだったA氏だ。A氏は事故後、川畑さんとはほとんど連絡を取ったことがなかったが、今回の事故報道を見て心配になったのだという。そして、このブログを含む裁判情報を知って、こう感じたのだと私に話した。 「平木先生は、こんな嘘をつき続けているのか」 そして、当のことを知ってほしいと、DVD-Rにして3枚分の画像や議事録などのデータと、多くの証言を頂くことができたのである。なお、A氏は当初実名での告発を考えてくれていたが、これまでの川畑さんへのバッシングなどの経緯もあり、今回は匿名での掲載とさせて頂くこととなった。 行われていた事故原因調査 チーム側の準備書面では、古賀氏が川畑さんの母に宛てた手紙に書かれた事故原

    鳥人間コンテスト事故の深層 第5回:新証言が明らかにした事故の全貌 | 宇宙開発にひとこと
    yoyoprofane
    yoyoprofane 2014/07/20
    "もう一つ謎がある。この、平木准教授以外は誰も問題にしていない体重問題が、雑誌「女性自身」の記事掲載直後に2ちゃんねるに書き込まれ、「体重詐称パイロット」という非難が巻き起こったことである。"
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