ブックマーク / www.el.tufs.ac.jp (5)

  • コラム:私たちは何をしたのか?(2)

  • コラム:私たちは何をしたのか?(1)

    コラム:私たちは何をしたのか?(1) ■私たちは何をしたのか? 【イブティハール・ハティーブ】 こんな問いかけを自分がいつかするとは今まで思いもしなかった。自由とアラブ民族主義は、70年代とそれ以前に生まれた私たちの世代が血を流して得た二つの原理であったからだ。自由は我々国民のために、民族主義は我々の地域のためにあった。しかし今日日、以下のような問いかけが、容赦なく現れてくる。つまり、植民地状態が続いていた方が我々の現状はよりよいものだったんじゃないか?私たちは人間的生活と尊厳を守るために、自らの自由、民族主義、アイデンティティー、そして過去を犠牲にしなければならなかったのか?私たちは自分たちの政府の性格、私たちの思考の性質、私たちの血塗られた歴史、そして最も重要である我らが人民の営為を見るために目を見開き、占領者に残ってくれと懇願し、盗人に奪った戦利品を返さないでくれと哀願しなければなら

  • コラム:米大統領候補トランプの発言から学ぶべきこと

    ■ライラ・ムラードは嫌いですか? 【サミール・シャッハート】 まともなエジプト人が、あのシルクのような声を持つライラ・ムラード(訳注:1995年没、エジプトを代表する大物の女優かつ歌手)を嫌うなどということがあり得ようか。ただ彼女がユダヤ教徒として生まれたというだけの理由で。それはあり得ない。 アメリカの大統領候補であるドナルド・トランプは選挙戦において、最近、イスラム教徒に対するおぞましい発言をしたが、彼を非難する前に、我々は正直に、こう自問し、率直に答えなければならない。この地上に存在する一人のユダヤ教徒の人間を、ユダヤ教徒であるというだけの理由で嫌うことはあるか。それともパレスチナ人の土地を奪い、さらにわれらの同胞であるパレスチナ人を世界各地に離散させたシオニストのイスラエル人を嫌うのか。 もしもあなたの答えが、「はい、私はユダヤ教を信じているという理由だけで、あらゆるユダヤ教徒(そ

  • イラク:イスラーム国が奴隷制の復活を宣言

    ■バグダーディーのイェニチェリ軍団…従順に育つ少年たち 【バグダード:マシュリク・アッバース】 「ダーイシュ」(イスラーム国)のカリフ、アブー・バクル・バグダーディー氏は、自らが支配する地域において、さまざまな可能性を手にしている。「ダーイシュ」の支配地域はシリアのラッカからイラクのファルージャに至る数千キロメートルに広がり、油田、武器庫、さらには銀行の資金を擁する。しかし彼のもつ真の財産とは、特別軍事拠点に「イェニチェリ」として集められた数千人の子供たちである。孤児や「捕虜」の子供も含め、彼らは数年後には破壊的な兵器となるだろう。 「ダーイシュ」はラッカ市で刊行されている自身の機関誌『ダービク』の最新号で「審判の日の前に奴隷制を復活」と題した記事を発表し、奴隷制の復活が宗教的に正当であることを説明し、ヤズィーディー派の女性・子供の捕虜を正当化した。記事の中では、以下のことを認めた。「イス

  • (技術的理由により非公開)サウジ:仏像問題で法律専門班立ち上げ、浅草寺執事長を訪問

    ■サウジ、「仏像破壊」問題に対応するために法律専門班を立ち上げ、破壊行為を非難 【東京:紙】 在日サウジアラビア大使館は、日の首都東京の寺院にあった仏像数体を破壊したサウジアラビア人の起訴問題に対応するための法律専門班を立ち上げた。 同大使館は、昨日(16日)サウジアラビア通信社に送付した声明の中で、日の管轄当局とともに件の対応にあたっていくと強調し、この事件について現在行われている調査の枠組みの中で、法律専門班が事件の詳細情報の収集やその確認に取り組んでいくとした。 同大使館によれば、臨時代理大使と文化担当職員が当該寺院(浅草寺)の守山雄順執事長を訪問し、礼拝所の破壊を許すことのないイスラームの寛容な原則や規則に反するこの行為に対し大使館としての強い非難を表明した。また大使館は、守山執事長の示したサウジアラビア王国に対する好意的な感情や、この事件が犯人の情緒不安定から来た個人的犯

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