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  • 特集1 口から貧困がみえる 「歯科酷書」民医連歯科の告発 – 全日本民医連

    直視するのもためらわれるような痛々しい写真。これは「口から見える貧困」をテーマに民医連の歯科職員たちが、診療の中で出会った事例をレポートした一部です。貧困はこんなところにもあらわれている…題して『歯科酷書』です。 「なぜここまで我慢を?」と 派遣切りされた30代のレントゲン 重度の虫歯多数、下の歯はほとんど歯根しか残っていない。愛知で派遣切りされ、故郷に戻った。無料低額診療事業を利用して治療に。 このレポートは、全国九八カ所にある民医連歯科のメンバーに呼びかけ、まとめました。とりくみ のきっかけは、「どうしてこんな状態になるまで来院されなかったのですか?」と、歯科医師たちが問いたくなるほどボロボロになった口でやってくる患者さん たちがいたからです。そんな患者さんたちの多くは、保険証がない、治療費が払えないため治療を控えてきた、家も仕事もない、などの問題も同時に抱えていた のです。 特徴的だ

  • 根底が崩れた原爆症「認定基準」/欧州・日本で衝撃の研究発表

    厚労省が被爆者の原爆症認定の基準に用いてきた基礎資料は「使いものにならない」ずさんなものだった――そんな衝撃的な研究が注目されています。被爆者の原爆症認定裁判にも影響を与えるその内容について、名古屋大学名誉教授の沢田昭二さんに話を聞きました。 被爆実態とかけ離れた基準 ――厚労省が認定基準の基礎にしているのは、どういうものですか。 沢田 原爆放射線被ばくによって、がんなどが一般人と比べ被爆者にどれだけ多く発症したかを調べた放射線影響研究所の疫学調査と、「一九八六年広島・長崎原爆放射線量評価体系」(DS86)です。 ――被爆をどうとらえているのですか。 沢田 被爆者に影響した放射線は三種類あります。(1)一分以内に到達した初期放射線、(2)きのこ雲にふくまれて上昇し、黒い雨、黒いすす、放射性微粒子になって降った放射性降下物からの放射線、(3)爆心地に近いところでは、地上の残留放射性物

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