ウルグアイ代表を率いるマルセロ・ビエルサ監督が、ブラジル代表とのコパ・アメリカ2024の準々決勝を前にした記者会見で、現代サッカーについて警鐘を発したとブラジルメディアの『グローボ・エスポルチ』が5日に報じた。 ビエルサ監督は初めてトップチームで指揮を執ったニューウェルズ・オールドボーイズ(アルゼンチン)で、1992年にコパ・リベルタドーレスで決勝へ進出するも、PK戦の末にブラジルのサンパウロに敗れて準優勝に終わった。 当時のことについてブラジル人ジャーナリストから質問を受けたビエルサ監督は、「サンパウロのフォーメーションを覚えているか?素晴らしい監督とブラジル代表の選手ばかりで、“地元”のサッカーをしていた。(当時は)ライー、アントニオ・カルロス・ザーゴ、ロナウダン、カフー、ピンタード、ミューレル…。みんなヨーロッパに渡った選手たちだが、コパ・リベルタドーレス決勝でプレーしていた」と回想