ブックマーク / yamaiga.com (3)

  • 【山さ行がねが】道路レポート 神津島黒根の未成道

    <超・簡単に前回のおさらい> 島の北端にやって来た私は、そこで地図にも描かれているトンネルと遭遇。 入口に簡単なフェンスがあったが、なぜ封鎖しているのかの具体的説明は一切無し。 果たしてこのトンネルの先はどうなっているのか? もしこの地図通りなのだとしたら、ちょっと面白そうだ…。 2013/4/2 7:37 《現在地》 島唯一の集落から海岸沿いの道路をひた走ること5.6kmで、島の北端に辿りついた。 もし自動車で来たら、ここまでほんの10分弱の道のりであろう。 なるほど、こういう走りやすい道だけを選んで走れば、神津島は大きい島ではないということが理解出来る。 この目の前に聳え立つ、迂回のしようもない柱状節理の岩山が、黒根と呼ばれる北限の岬である。 道は説明なくここで塞がれているが、形としてはまだ続いている。 そして、この先は集落があるのとは反対の東岸を南下していくわけで、“裏神津海岸”など

  • 【山さ行がねが】橋梁レポート 無想吊橋 

    2010/4/21 14:12 《現在地》 橋頭にはじめてたどり着いてから、5分後。 私は橋の上にいた。 しかも既に転落すれば絶対に助からないだろう高所に達していた。 この画像からも、「空中歩行」の雰囲気が十分に感じられると思うのだが、その理由は明確である。 それは、自然に正面を向いてカメラを構えているにもかかわらず、谷底が写っていないからだ。 そのせいで、底知れぬ高さが感じられるし、実際にそのとおりなのである。 改めて、この橋の長さを考えてみる。 目測100m以上は間違いなくあるだろうが、やはり距離感が今ひとつ掴めない。 見慣れない景色だからだ。 ただし、地形図読みだと140m前後と測定される。 wikipediaの夢想吊橋の記事では長さ144mとしてある。(原典不明) 14:13 《現在地》 明らかに腰がひけた摺り足の“臆病歩き”ではあったが、事前の構造チェックで得た信頼感を頼りに、逡

    【山さ行がねが】橋梁レポート 無想吊橋 
  • 道路レポート

    大峠である。 日中に無数にある「大峠」の中でも、国道が通っていた物としては 歴史上最も 大きく 高い 峠であった大峠。 山行が永遠のライバル(自称だが…)『ORRの道路調査報告書』が遂に事業着手したことに刺激を受け、この大作に挑む時が私にも来たと、悟るなり。 まずは手始めに、山行が史上おそらく最も大きいフォント(300px)で、当に大きいんだぞという、有り様を示してみたつもりだが、如何だろう。 格的なレポを始める前に、今回はまず、諸元について大まかなまとめておきたい。 大峠は、17世紀初め頃、伊達政宗によって開削された道である。 当時記された「会津風土記」には、「路狭くて牛馬通せず難」とあり、米沢街道檜原峠越えに対する脇道でしかなかった。 そもそも、東北6県各県間にある山嶺の中でも、福島・山形の間に横たわる吾連峰や飯豊山地は最も高く、最低鞍部の檜原峠でさえ海抜1100mという高さだ

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