ブックマーク / conobie.jp (5)

  • 「男児の服、コレじゃない問題」は時空を超えて3度やってきた…!

    大人と同じ形のお洋服の生活。 市場に前開きのロンパース式の洋服が極端に減る現象は、大体サイズ90位から格化すると思う。 あくまで私見ではあるけれど、ウチはそうだった。 でもそうやって、人によってはツナギの服からだんだんとセパレートのお洋服に移行していくあの季節。 日に一体何回留めて外したものか、もう記憶にないあのスナップ式のお洋服からワンピースやデニム、そしてTシャツ。 突然お兄ちゃんやお姉ちゃんになったように見える我が子に嬉しいような、もう赤ちゃんじゃなくて幼児になって行くんだなあという寂しいような感情が胸の中に入り混じるこの時期。 それが実は『子ども服』と言う迷宮への入り口でもある。 何それ怖い。 まだ長男が乳児だった時代、私は小さな幼児サイズの洋服を買うのが、純粋に好きだった。 90㎝、95㎝、そのあたりのサイズの洋服は、まるで大人の服をそのまま小さくしたようで、あのフォルムを

    「男児の服、コレじゃない問題」は時空を超えて3度やってきた…!
  • 「末っ子」の座はキミにパス。これから毎日"きょうだい"でいたいから

    それまで、一人っ子だった長男が「兄」になったのは、今から10年前の夏の事、長男は2歳5ヶ月だった。 出産直前まで。 ママのこの大きな腹には赤ちゃんが入っていて、生まれて来たら君はお兄ちゃんになるんだよ、君の妹だよと一生懸命伝えてきたのだけれど 「コダマ!ノゾミ!ハヤブシャ!」 当時の長男と言えば話す言葉がパパとママとあとは新幹線、JR、各私鉄特急車両。 周囲の同じ年の遊び友達にちらほら弟妹が生まれていても、『オニイチャン』だとか『イモウト』だとかの単語を覚える気はさらさら無かった。 あの頃、長男は古い社宅の前庭でお友達と水遊びをする事に夢中で、彼の世界は新幹線と水遊びだけだった。 そこに突然、登場した妹。 まだふにゃふにゃした新生児の長女を連れて帰った日。 私が明け方、陣痛の訪れと共に忽然と姿を消してしまった布団に顔をうずめて泣いた日から5日後。 「この世の終わりです」 そんな表情をして私

    「末っ子」の座はキミにパス。これから毎日"きょうだい"でいたいから
  • 入園してくれたらラクになる!…私はなぜそんな夢をみていたのだろう。

    春になれば。 私は子ども達が3歳の春、いつもそう思っていたように思う。 春になれば、幼稚園の入園がある。そうしたら自分も少しは休めるだろうと。 浅はかだった。 小さな子が自宅の外の世界を歩く楽しさを知った日、野に咲くタンポポの綿毛を空に飛ばし、三輪車で草原を駆け抜け、土の温かさを手で体感した時。 そのどれもが全て楽しくて新鮮で皆、夢中になる。 ずっとお外で遊びたい。 あの遠くに見える公園にも行ってみよう。 とても素敵な事だと思う。 人生に2度は来ない、全てが新鮮に目に映るまぶしい季節。 しかし親は困る。 長男は「そんなに外がいいならお外で暮してはくれまいか」と真顔で懇願したくなる位お外が好きな子だった。 お外に行くのは朝ごはんをべて、ママが家の中を掃除してお皿を洗ってからねとか、そんな母親の言葉なんか一切聞かず、玄関で勝手にを履き、当時の住まいは昭和の香りのする玄関扉のある、古い集合住

    入園してくれたらラクになる!…私はなぜそんな夢をみていたのだろう。
  • ステイホーム育児に注ぐ親心。「今日たのしかった?」にキラリな答え。

    『ステイホーム』という言葉が世にでて早1年、世界がウイルスと闘っている今日、ちょっとお出かけが難しくなってしまった毎日。 子ども達は楽しい?親は大変?うちの休日のある日のお話です。 「年が離れているきょうだいは、喧嘩をしない」 毎週末、次女が生まれる時に言われたことのあるこの言葉を最近は当に 「ウソや…」 と思う。 ウチの末っ子である次女は、まだ幼稚園にも保育園にも通っていない3歳児で、平日はパパと兄である長男と姉である長女がそれぞれ会社と学校に出かけてしまうと 「みんないなくなってあたしは独りぼっち」 そんな、寂しい表情をする。 それで、え?ママおるよ?と母である私が必死に存在をアピールすると朝の機嫌が悪い時には軽くため息をつかれることがある。 お母さんはとても寂しい。 だから土日、普段通りの時間に起きて朝ごはんをべる次女は、休日だからとずっと布団にくるまったまま起きてこない兄姉父の

    ステイホーム育児に注ぐ親心。「今日たのしかった?」にキラリな答え。
  • 「言葉が遅い」に焦る気持ちは、新米母の自信のなさの表れだった。

    「とにかく早くお話ししてほしい」 私はどうしてあんなに息子の言葉が聞きたかったんだろう、そしてどうしてあんなにアイツは話さなかったのか…。 今現在10歳の長男は、朝枕から頭が上がると当時に 「おかーさん!世界で一番大きい生物は何か知ってる?」 「おかーさん!TPPって何の略?ハイ言って!ハイ言って!」 「おかーさん!ギガントピテクスって何で絶滅したと思う?」 脳にホップアップした情報をそのまま口から流し続ける生き物で、平たく言うと、相当煩い。 おばあちゃんなんかがよく話す一般論に 「女の子はよく喋るでしょう~男の子は全然話してくれないわよね~」 というものがあるけれど、ウチには全然該当しない。 この兄に比べたら絵描きと読書が好きな8歳の長女の寡黙なことよ。 しかし、そんな長男の話し始めは遅かった。 会話成立までの道のりも長かった。 今回は待てど暮らせど話さなかった長男との日々をつづりたい。

    「言葉が遅い」に焦る気持ちは、新米母の自信のなさの表れだった。
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