ブックマーク / kaikeiminarai.hatenablog.com (3)

  • バルセロナの財政について【2019/20】 - サッカーと会計のおはなし

    お久しぶりです。会計見習いです。 今回の記事ではバルサの2019/20の財務諸表を解説していこうと思います。バルサの財政状況については過去にも執筆しているので、そちらもぜひご覧ください。 kaikeiminarai.hatenablog.com kaikeiminarai.hatenablog.com 1. 損益計算書の比較(2019/20 & 2018/19) 損益計算書とは、企業が1年間(会計期間)にどれだけの利益を生み出しているかを示す表です。 最初に使用するのは、2019/20と2018/19シーズンの損益計算書です。2019/20ならば2019年7月1日から2020年6月30日、2018/19ならば2018年7月1日から2019年6月30日までが会計期間です。 それでは、損益計算書を見ていきましょう。 用語の定義 EBITDA = 売上高 + 営業費用 減価償却費: 固定資産にか

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  • ファビオ・シウバの奇妙な移籍をポルトの財政状況から読み解く - サッカーと会計のおはなし

    FCポルト所属の期待の若手FWファビオ・シウバのウルヴァーハンプトン・ワンダラーズFC(ウルブズ)への移籍が発表されました。 We are delighted to announce the signing of Fabio Silva for a club record fee! ✍️🗞 — Wolves (@Wolves) 2020年9月5日 この件は、プレミアファンをはじめとする方々に大きな衝撃を呼んだかと思います。特に衝撃的なのが実績に対する移籍金です。昨季リーグ戦12試合1ゴール、出場時間182分の選手をクラブレコードとなる€40mでウルブズは獲得しました。 トップレベルでの実績が皆無といえる選手でこれだけの移籍金を動いたのは、ポルトガルサッカー界で多大な影響力を保持する代理人ことジョルジュ・メンデスの力と考えて間違いないでしょう。メンデスはシウバの代理人ではありませんが、メン

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  • アルトゥールの移籍が近い理由をバルセロナの財政面から考える - サッカーと会計のおはなし

    バルセロナとユベントス間でのアルトゥールとピャニッチのトレードが海外サッカー界で今話題になっていますね。バルサファンの方々の失望の声をSNS上で頻繁に目にします。私も今回のトレードを聞いた時は、「なぜアルトゥールが移籍?シャビの後継者ではなかったのか」と不思議に思ったので、財務情報を漁ってその理由を考えてみました。このジャンルで有名なSwiss Rambleさん(Twitter: @SwissRamble)を参考にしているので、内容的に被る部分があるかと思いますが、ご了承ください。 1. バルセロナの損益 はじめに、今回の移籍の必要性を考えるために損益面に注目します。下の図は、選手売却の利益が当期純利益に与える影響を示すグラフです。公式HPに英語版が存在する2013/14以降の財務諸表をもとに作成しました。2019/20については、2018/19の財務諸表に記載されている来季の予算を参照し

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