新生R-1グランプリと言われる、今年のR-1グランプリ。みなさん芸歴10年以下ということですが、とても見応えのある面白い大会でした。 賞レースってやっぱりネタの純度が高くて、独特の緊張感がステージ上にも観る側にもあって、お笑いで優劣付けるのってナンセンスとかいう感覚よりも、まずワクワクする感覚があって、優れたショウなんだなと思います。 決勝で戦った全ての芸人にリスペクトとお疲れ様という気持ちを送りつつ、今回のR-1グランプリの全てのネタを振り返りたいと思います。 今回一番の印象としてはフリップ芸って進化してるなあってことです。それは当たり前と言えば当たり前のことなんですが、実はこのフリップ芸の進化の功績ってR-1の歴史にあるんじゃないかと思います。やっぱり決勝で、フリップ芸が複数あるのはピン芸大会の宿命な気がしてそこで勝っていくために必然的に進化していったんですよね。 今回の大会を観ながら