数年前と比べて、明らかに多くの「虐待」が取り上げられるようになった。非道な虐待親が糾弾される様子に溜飲を下げつつも、親としては少し息苦しい。でも、その理由がよくわからない。数々の虐待事件を取材し、子育てや親子について考察を重ねてきたルポライターの杉山春さんは、昨今の虐待事情をどう見て、何を感じているだろうか。 1958年生まれ、東京都出身。早稲田大学第一文学部卒。雑誌記者を経てフリーのルポライターに。子育てや親子関係をテーマに取材し、数多くの児童虐待事件を取材。著書に、『児童虐待から考える 社会派家族に何を強いてきたか』(朝日新書、2017年12月)、『自死は、向き合える 遺族を支える、社会で防ぐ』(岩波ブックレット、2017年8月)、『ルポ 虐待 大阪二児置き去り死事件』(ちくま新書、2013年9月)、『満州女塾』(新潮社、1996年5月)などがある。 Twitter:@sigrapri
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