ブックマーク / storywriter.tokyo (6)

  • 【連載】東京初期衝動しーなちゃんの、ちゃっかりお見合い対談Vol.1 曽我部恵一

    4人組ロックバンド・東京初期衝動のヴォーカル&ギターしーなちゃんが、ジャンル問わず、話をしてみたい相手と対談を行なっていく連載がスタート。2018年にバンドを結成し、自主レーベル「チェリーヴァージン・レコード」を立ち上げ、DIYな活動を続けているしーなちゃんが、音楽に限らず、映画、お笑い、漫画などジャンルを横断し、それぞれの表現について、ざっくばらんに語り合っていく。 記念すべき第1回のゲストは、曽我部恵一。自主レーベルROSE RECORDSの設立も17年目に突入、今もインディペンデント/DIYを基軸とした活動を続けている。2020年にはサニーデイ・サービスのアルバム『いいね!』のリリース、「カレーの店・八月」と中古レコードショップ「PINK MOON RECORDS」を下北沢にオープンするなど、ミュージシャンとしても生活人としても、自身のスタイルを貫いている曽我部恵一と曲作りの話から、

    【連載】東京初期衝動しーなちゃんの、ちゃっかりお見合い対談Vol.1 曽我部恵一
  • 人間椅子の再ブレイクに大きく貢献した男が、アーティスト・エージェントの道を選んだ理由

    人間椅子のプロモーションを2013年より担当し、SNSやYouTubeを中心としたマーケティングプランでバンドを再ブレイクに導いた男、北龍太郎。Perfumeをはじめ数多くのアーティストのネットプロモーションを手掛けてきたが、2019年末にそれまで務めたレコード会社を退職し、現在は株式会社hayaokiでエージェントとして人間椅子の戦略を中心に多くのアーティストのプロモーションなどを手掛けている。 筆者は、北が前職でバリバリに人間椅子をフックアップしているときからの付き合いで、彼のことを当におもしろい仕掛けをする人だなと思っていた。2020年コロナ禍で渋谷の街が1番静かだった時期に、たまたま歩いていた北と遭遇した。これも何かの縁だと思い、その場で取材のオファーをした。北が今どんな仕事をしているのか、なぜレコード会社を辞めてエージェントの仕事を選んだのかなど、hayaoki代表取締役の高田

    人間椅子の再ブレイクに大きく貢献した男が、アーティスト・エージェントの道を選んだ理由
  • 曽我部恵一がカレーの店「八月」をコロナ禍に開いた理由、暮らしを歌うというのは政治的なこと

    曽我部恵一が店主を務める「カレーの店・八月」が、2020年4月10日、下北沢にオープンした。コロナ禍真っ只中ということもあり、テイクアウト中心でスタートしたが、店内でも飲をすることももちろんできる。3階建ビルの1階が飲スペース、2階がキッチンになっており、3階には中古レコードショップ「PINK MOON RECORDS」もオープン。曽我部自身、カレー屋さんのカウンターに入って接客することもあれば、レコードの査定・買取をし、自らコメントカードを書いていたりもする。エプロンをして朝から晩まで働く姿はひとりの生活者として下北沢の街に溶け込んでいる。 一方で、曽我部の主催するインディ・レーベル「ROSE RECORDS」は2019年に15周年を迎え、自身のベストアルバムのリリースや、サニーデイ・サービスの新作アルバム『いいね!』のリリース、そしてGW明け5月7日24時には1曲15分の東京シンフ

    曽我部恵一がカレーの店「八月」をコロナ禍に開いた理由、暮らしを歌うというのは政治的なこと
  • 収入ゼロ、月支出1億円でも辞めない道を選んだ──LD&K代表・大谷秀政、コロナ禍の覚悟を語る

    東京・渋谷の「宇田川カフェ」をはじめ、東京・大阪・沖縄で計20店舗のカフェ&レストランを経営。渋谷チェルシーホテルや梅田シャングリラなど全国6店舗のライヴハウスの経営も行い、ガガガSP、かりゆし58、打首獄門同好会、ドラマチックアラスカなどが所属する音楽プロダクションとしての顔も持つ、株式会社エル・ディー・アンド・ケイ(以下、LD&K)。それ以外にも、レーベル事業、エージェント、出版、クラウドファンディングなど、「仕事はもらわない。下請けはしない」という哲学のもと、音楽を中心に多角的な経営を行ってきた。 多くの企業が受けているように、LD&Kもまた、新型コロナウィルスの感染拡大を抑えるための自粛による影響を真っ正面から受けている。すべての店舗が営業できていないことにより、収入はほぼ0だが、毎月の支出は1億円にのぼるという。しかし、代表・大谷秀政はいち早くスタッフを解雇しない旨を表明し、さら

  • クリトリック・リスが初の音楽フェス開催を宣言した理由「明るい未来を提示したい」

    クリトリック・リスが、自身初となる音楽フェスティバル〈栗フェス2020〉を、2020年11月1日(日)に大阪音楽堂にて開催することを宣言した。これまで自主企画イベントを行ったことはあるが、音楽フェスを開催するのはこれが初となる。2019年、日比谷野外音楽堂でのワンマンをDIYで成功させたスギムが50歳になった今、地元大阪で挑戦する初の音楽フェス。なぜ、スギムは音楽フェスを行うのか、そしてどんな構想を描いているのか。コロナ禍にいる現状についてから、なぜ今開催を宣言したのかまでをSkypeを通して語ってもらった。 取材&文:西澤裕郎 ライヴハウスを救うことが先決だと思っている ──ちょうど1年前の2019年4月20日、クリトリック・リス最大のワンマンライヴを日比谷野音で開催しました。そこから1年経った現在の心境を教えてください。 スギム : 僕の50歳記念ということで日比谷野音ワンマンを開催

    クリトリック・リスが初の音楽フェス開催を宣言した理由「明るい未来を提示したい」
  • 【4.20野音ワンマン】オシリペンペンズ石井モタコと語る、クリトリック・リス誕生前夜の関西シーン

    オシリペンペンズと出会わなければクリトリック・リスは生まれていなかった。 そうスギムが語るほど、オシリペンペンズはクリトリック・リスに大きな影響を与えている。マイクがぺちゃんこになるまで自分の頭に叩きつけたり、ステージ上でゲロを吐いたり、天井にぶらさがったり、とにかく狂気という言葉が当てはまる切迫感に満ちた石井モタコのヴォーカル、中林キララのミニマムでサイケなギター、道下慎介のタイトで緊張感のあるドラム。その三位一体は、オシリペンペンズが作り上げた唯一無二のバンドのスタイルだ。 2016年に出身地で活動の拠点だった大阪から上京し、今年バンド結成20周年を迎えたオシリペンペンズ。2019年4月20日、50歳の誕生年を祝う自身最大級の日比谷野音のワンマンライヴに臨むクリトリック・リス。道筋やアウトプット方法は違えど、2人の会話は共通のアティテュードにあふれていた。その2者が東京は高円寺の居酒屋

    【4.20野音ワンマン】オシリペンペンズ石井モタコと語る、クリトリック・リス誕生前夜の関西シーン
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