ブックマーク / www.webdoku.jp (17)

  • 【訃報】目黒考二 逝去のお知らせ - 本の雑誌特派員|WEB本の雑誌

    の雑誌」創刊者で弊社前社長の目黒考二(めぐろこうじ)が、2023年1月19日10時、肺がんのため永眠しました。享年76歳。みなさまには生前のご厚誼に心から感謝いたしますとともに、ここに謹んでお報せ申し上げます。 葬儀は近親者のみにて家族葬として執り行います。誠に勝手ながら、御香典、御供花、御供物の儀はご辞退申し上げますことをご了承ください。後日、お別れの会を執り行う予定です。 目黒考二は名のほか、文芸評論家・北上次郎、競馬エッセイスト・藤代三郎の名でも幅広い執筆活動を続け、エンターテインメント書評という新しい分野を確立しました。社員一同、故人の遺志を継ぎ、「の雑誌」をみなさまからより愛読される雑誌にしていく所存です。 なお、大変恐縮ではございますが、ご遺族および椎名誠氏へのお問い合わせや取材につきましては差し控えてくださいますよう、何卒ご理解とご協力の程、よろしくお願い申し上げます

  • 【訃報】吉野朔実さん - 本の雑誌特派員|WEB本の雑誌

    の雑誌」で〈吉野朔実劇場〉を連載中の吉野朔実さんが、ご病気のため4月20日にご逝去されました。 謹んでご冥福をお祈り申し上げます。

  • 第1回 徳之島の子守唄 - 「私の好きなわらべ歌」寺尾紗穂|WEB本の雑誌

    母になってから、8年近くなるけれど、多分に天邪鬼の私は母親らしい子供の曲は作るつもりはなかったし、産んだとたんに「母性あふれる歌声」のようなことを言われるのも真っ平ごめんだった。もちろん子供と暮らす中で自然に生まれた歌があれば、歌おうとは思ったけれど、あえて意識して作ろうとは思わなかった。子供にインスピレーションを受けた曲はあるけれど、聴く人に分かるものはあまりない。 その自分が、わらべ歌だの子守唄だの歌うようになったわけは、子供たちと「日昔ばなし」のyoutubeを視聴していたことにさかのぼる。そのとき、私たちは山姥の話を見ていた。恐ろしい山姥のでてくる、「牛方山姥」だったか、「三枚のおふだ」だったか忘れたが、子供たちはこの恐ろしい老女に「追いかけられる」タイプの話にスリルを覚えるようで、よく見たがった。私は、この話をみながら、ふと、ほかに山姥が出てくる話があるのか気になった。そこで「

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  • 「人生がときめく片づけの魔法」、米国で100万部突破 - 新文化|WEB本の雑誌

    人生がときめく片づけの魔法』(サンマーク出版)が米国で100万部を突破した。日人の著書が米国でミリオンセラーになったのは初めてと思われる。英語版は昨年10月、米国のテン・スピードプレス社から発売され、今年3月に米アマゾンで1位。「ニューヨークタイムズ」のランキングでも21週間連続でトップ10入りするなど好調な売行きが続き、発売から約8カ月で大台にのった。 日では現在155万部を発行。『同2』『毎日がときめく片づけの魔法』なども含めてシリーズ約220万部を発行している。 『人生がときめく片づけの魔法2』 近藤麻理恵 サンマーク出版 1,400円(税込) 商品を購入する Amazon HonyaClub HMV&BOOKS honto 『毎日がときめく片づけの魔法』 近藤麻理恵 サンマーク出版 1,728円(税込) 商品を購入する Amazon HonyaClub HMV&BOOKS h

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  • 第12回「アイドルじゃなくなったあとも、生きていくんだよ、私たちって」と、堂垣内碧(NEXT YOU)は言った。 ――朝井リョウ『武道館』が描くアイドルの現在 - 「50代からのアイドル入門」大森望 | WEB本の雑誌

    文字サイズ 標準 拡大 WEBの雑誌 > 「50代からのアイドル入門」大森望 > 第12回「アイドルじゃなくなったあとも、生きていくんだよ、私たちって」と、堂垣内碧(NEXT YOU)は言った。 ――朝井リョウ『武道館』が描くアイドルの現在 3月に発売されたCDジャーナルムック『HELLO! PROJECT COMPLETE ALBUM BOOK』(音楽出版社)は、つんく♂率いるハロー!プロジェクト(ハロプロ)関連の全アルバムを網羅する、ファン必携のディスクガイド。大森が生まれて初めて書いたディスクガイドが4入ってる点でもたいへん貴重ですが(モーニング娘。のベスト盤とライブ盤に、ミニモニ。映画のサントラ盤と『FOLK SONGS 3』の紹介を書きました)、小説好きにぜひチェックしてほしいのが、最後のほうに収録されている、朝井リョウと柚木麻子のつんく詞をめぐる対談。Juice=Juic

    第12回「アイドルじゃなくなったあとも、生きていくんだよ、私たちって」と、堂垣内碧(NEXT YOU)は言った。 ――朝井リョウ『武道館』が描くアイドルの現在 - 「50代からのアイドル入門」大森望 | WEB本の雑誌
  • 第10回 アイドルオタクの老後――「死んだら戒名つけてほしい」と、Zom氏(ハロヲタ、63歳)は言った。 - 「50代からのアイドル入門」大森望 | WEB本の雑誌

    文字サイズ 標準 拡大 WEBの雑誌 > 「50代からのアイドル入門」大森望 > 第10回 アイドルオタクの老後――「死んだら戒名つけてほしい」と、Zom氏(ハロヲタ、63歳)は言った。 説明編が続いたので、今回は番外編。アイドルオタクの老後について考える。 ハロヲタ(ハロー!プロジェクトオタク)の大先輩に、大阪在住の編集者O氏がいる。これまでTwitterなどでは、名字のイニシャルを使ってO氏と書いてきたけれど、なんだか他人行儀な感じがするので、ここではSFファン仲間での通称を採用して、〝Zom氏〟と呼ぶことにしたい。 当欄でもちらっと書いた、2000年の武道館モーニング娘。コンサートに僕を誘ってくれた先輩編集者というのがこのZom氏です。 Zom氏は、当年とって、63歳。草創期からモーニング娘。にハマり、推し箱(グループ)、推しメン(メンバー)を変えながらもハロヲタ道を突き進む。いま

    第10回 アイドルオタクの老後――「死んだら戒名つけてほしい」と、Zom氏(ハロヲタ、63歳)は言った。 - 「50代からのアイドル入門」大森望 | WEB本の雑誌
  • 子育て世代必読PTA小説〜『7人の敵がいる』 - 杉江松恋|WEB本の雑誌

    子供を持つ親にとって、学校とのつきあい方は重要な課題である。教師や他の保護者とのつきあいがあるだけではない。学校には、子供を入学させた瞬間に「自動入会」してしまうPTAが待ち受けているのだ。加納朋子『七人の敵がいる』は、そのPTA参加の問題を題材として採り上げた、意欲的な作品である。 主人公の山田陽子はやり手の編集者、作家からつけられたあだ名は「ミス・ブルドーザー」だ。その陽子の一人息子、陽介が小学校に入学することになった。保護者会に出席した陽子は、初手から人間関係で失敗してしまう。ビジネスの現場同様、合理主義と攻めの姿勢で乗り切ろうとしたが、「お母さんたち」はそうした理屈だけで動くひとびとではない。PTAの役員決めの席で失言をしてしまい、陽子は他の保護者からモンスターペアレント扱いをされることになった。さらに地域の子供会、学童保育の父母会などの試練が陽子に迫ってくる。兼業主婦と専業主婦と

    子育て世代必読PTA小説〜『7人の敵がいる』 - 杉江松恋|WEB本の雑誌
  • 早川書房、月刊誌3誌を隔月刊に - 新文化|WEB本の雑誌

    早川書房は月刊誌「SFマガジン」「ミステリマガジン」「悲劇喜劇」を来年1月から隔月刊化する。SFマガジンは12月25日に2月号を刊行し、2月25日発売の4月号から誌面をリニューアルする。「ミステリマガジン」は奇数月25日刊行。「悲劇喜劇」は2月7日に3月号を刊行した後、隔月刊に移行し、偶数月7日に発売する。 また、2015年の早川書房70周年にむけて「SFマガジン」「ミステリマガジン」のウェブ版の準備も進めているとした。 同社広報課は、隔月刊化について、近年、アニメ・映画化など、原作をマルチメディア化する企画も増え、編集作業により時間をかけて内容をより充実させるためとしている。

    早川書房、月刊誌3誌を隔月刊に - 新文化|WEB本の雑誌
  • 集英社の主要雑誌15誌、1584書店でデジタル版付録に - 新文化|WEB本の雑誌

  • サンリオSF文庫総解説 - 本の雑誌社の最新刊|WEB本の雑誌

    サンリオSF文庫創刊は、1978年7月のこと。「スター・ウォーズ」日上陸に始まるSF映画ブームのまっただなか、世間ではSFと言えばスペース・ファンタジーのことだった時代に、宇宙ともファンタジーともほぼ関係のない先鋭的なラインナップを組み、一部の海外SFマニア/海外文学愛好者の間にセンセーションを巻き起こした。しかし、1987年8月、会社の事情で惜しまれつつ休刊することに......。 書は、そのサンリオSF文庫が残した全197冊を詳細な書誌データつきで整理番号順にレビューする、史上初のガイドブック。巻頭のカラー口絵には、197冊全冊+異装版4冊のカバーをどどんとまとめて掲載。加えて、編集顧問だった山野浩一の回顧インタビュー、当時サンリオSF文庫で翻訳や解説を担当した関係者のエッセイ、サンリオSF文庫(および単行)にまつわるコラム(予告のみで未刊に終わった作品やカバー裏の内容紹介迷作選

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  • 賢太、慎弥だけじゃない! 芥川賞会見の勇者たち - 大森望|WEB本の雑誌

    「風俗に行かなくてよかった」発言で一躍お茶の間の人気者になった西村賢太に続き、今度は「都知事閣下と東京都民各位のために、もらっといてやる」発言で田中慎弥が大ブレイク。ここ3回はニコニコ動画で生中継されていることもあってか、日比谷の東京會舘で開かれる芥川賞受賞会見に注目が集まっている。 週刊誌などでも歴代珍会見が記事になったりしてますが、当欄では、この機会に、2000年以降の芥川賞受賞会見武勇伝をまとめてみた。伝聞や噂レベルの話も混じってるので、話半分くらいでひとつ。 トップバッターは、第123回(2000年上半期) の町田康(「きれぎれ」)。記者会見で、芥川賞受賞の喜びを「アフロでファンキーなビート」と形容、各紙がいっせいに飛びついて見出しに掲げ、ちょっとした流行語になった。 もっともこれは、「いまの気持ちを音楽にたとえると?」という記者の誘導質問から、無理やり引き出されたものだったらしい

    賢太、慎弥だけじゃない! 芥川賞会見の勇者たち - 大森望|WEB本の雑誌
  • 植草甚一の勉強 - 本の雑誌社の最新刊|WEB本の雑誌

    ぼくたちはいまここから、時代を経ても揺るがない確かな「スタイル」を学ぶことができる 『ジャズの前衛と黒人たち』『ぼくは散歩と雑学がすき』「植草甚一スクラップ・ブック・シリーズ」全41巻──ジャズ、映画、ミステリー、コミックと日のサブカルチャー史に巨大な足跡を残したJ・J氏に1970年代生まれの旗手が挑む! J・J氏スタイルアゲイン! 全著作完全読破。 目次 第1章 一九六七年、『ジャズの前衛と黒人たち』 第2章 『ぼくは戦争と雑学がすき』と彼の残したスクラップ・ブック 第3章 J・J氏の長い不在、『映画だけしか頭になかった』 第4章 ニューヨークという街、「それでも自分が見つかった」 第5章 「植草甚一スクラップ・ブック」シリーズ・オール・レヴュー 第6章 逝去までの四年間 第7章 余滴

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  • 市橋達也『逮捕されるまで』最速レビュー - 杉江松恋|WEB本の雑誌

    あの市橋達也が事件後のことを振り返った手記を書いた。 その話を聞かされたとき、にわかには信じられなかった。 すでに刑が確定した身ではないのである。彼は拘置所で刑事裁判の判決を待つ身の上だ。が懺悔録のようなものであったとしても、有利に働くとは限らないだろう。逆効果になることだってあるはずである。 それでもを出したいというのは何か別の理由があるのだろうと思った。 亡霊にとりつかれたと信じる人間が、それから逃れるために投身自殺を図るようなものだ。 吐き出さなければならない何かが市橋達也の中に渦巻いているのだ。 『逮捕されるまで』(幻冬舎)を読んで、自分のそうした直感は的を射ていたと感じた。 このは市橋達也(判決が出るまでは「被告」だが、これは書評だから他のの著者と同様に敬称は略して書く)が自宅のマンションから逃亡した2007年3月26日に始まり、声をかけてきた警官によって逮捕された200

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  • 朝吹真理子が来た!! 芥川賞・直木賞記者発表レポート - 大森望|WEB本の雑誌

    1月17日に発表された第144回(平成22年/2010年下半期)芥川龍之介賞・直木三十五賞は、両賞とも2作受賞(綿矢りさ・金原ひとみ+江國香織・京極夏彦の第130回以来7年ぶり)。 芥川賞は朝吹真理子「きことわ」と西村賢太「苦役列車」、直木賞は木内昇『漂砂のうたう』と道尾秀介『月と蟹』に決まった(ついでに言うと、誌記者の「テッパン予想」は、4作中3作まで的中。「両方はずしたら丸刈りにする」とラジオ番組で公言していたので助かりました)。 東京・日比谷の東京會舘で行われる恒例の受賞者会見は、今回、史上初めてニコニコ動画「ニコニコ生放送」がライブ中継。歌人の枡野浩一を解説者に迎えて、記者会見場から受賞作発表の速報を流し、記者たちと一緒に受賞者の到着と会見を待つという番組スタイルで、総計46,480人の観覧者を集めた(プレミアム会員になれば、現在もhttp://live.nicovideo.jp

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  • 朝吹真理子が来る! 第144回芥川賞・直木賞テッパン予想 - 大森望|WEB本の雑誌

    1月17日(月曜日)夜、第144回(平成22年/2010年下半期)芥川龍之介賞・直木三十五賞の受賞作が決定する。すでに発表されている候補作は以下のとおり。 【芥川賞】 ◎朝吹真理子「きことわ」新潮2010年9月号 小谷野敦「母子寮前」文學界2010年9月号(文藝春秋より単行発売中) 穂田川洋山「あぶらびれ」文學界2010年11月号 西村賢太「苦役列車」新潮2010年12月号 田中慎弥「第三紀層の魚」すばる2010年12月号 【直木賞】 犬飼六岐『蛻』講談社 荻原浩『砂の王国』(上下)講談社 ◎木内昇『漂砂のうたう』集英社 貴志祐介『悪の教典』(上下)文藝春秋 ◎道尾秀介『月と蟹』文藝春秋 候補作全作を読み終えたので、勝手に受賞作を予想してみた(◎が命予想作品)。 今回の芥川賞は「きことわ」の鉄板レース。25年ぶりに再会したふたりの女性、貴子(きこ)と永遠子(とわこ)の交流を、自由自在に

    朝吹真理子が来る! 第144回芥川賞・直木賞テッパン予想 - 大森望|WEB本の雑誌
  • 10年前より200万円も安くなった35歳の年収~"35歳"を救え - WEB本の通信社|WEB本の雑誌

    『“35歳”を救え なぜ10年前の35歳より年収が200万円も低いのか』 NHK「あすの日プロジェクト,三菱総合研究所 阪急コミュニケーションズ 1,575円(税込) >> Amazon.co.jp >> やタウン 若い頃に思い描いていた「35歳」とは、どういう姿ですか? そう問われて作に登場する35歳の男性の一人がつぶやきます。 「いまじゃ想像もつかないですけど、間違いなく結婚して、子どもがいて、普通の家庭を築いているんだろうなと」。 現在、この男性は埼玉県の職業訓練校に通いながら、再就職に向けて準備中。電気工事士、ボイラー技士など彼が持つ資格は15個以上。どれも国家資格や都知事から与えられる正式な資格ばかり。それでも、就職先が決まりません。もともとトラック運転手として働いていた彼は、ビル管理会社に転職。最終的に年収が300万円を切るようになり、再び転職を考えました。付き合ってい

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