岡山大学病院循環器疾患集中治療部の赤木禎治准教授らのグループは、片頭痛患者に心臓の微小な穴(卵円孔)の開存が認められた場合、カテーテルを用いて卵円孔を閉鎖することで頭痛を治療するという国内初の治療を6月に開始します。 本治療によって頭痛そのものが消失するなど、薬物治療とは別の新しい治療技術になる可能性があります。同様の臨床治験が欧米でも進んでおり、本院では将来の先進医療獲得を視野に入れ、この治療を実施したいと考えています。 <概要> 本学病院循環器疾患集中治療部では、循環器内科、神経内科、心臓血管外科と共同して、平成24年から奇異性脳梗塞の再発予防を目的とした心房中隔欠損症や卵円孔開存のカテーテル治療を実施しています。これらの脳梗塞患者を調べたところ、38人中19人が片頭痛を経験しており、カテーテル治療後に片頭痛が消失(13人)、もしくは著明に改善(5人)していることが分かりました。 現在
新型インフルエンザのプレパンデミック(大流行前)ワクチンの効果を検討している厚生労働省の研究班は6日、異なるウイルス株をもとにしたワクチンを重ねて接種すれば、発病防止に有効な「抗体」が高まりやすいとの調査結果を発表した。厚生労働省は、今秋をめどに接種対象をどの程度拡大するか検討する。 調査は、中国とインドネシアで発生した鳥インフルのウイルス株をもとにしたワクチンのいずれかを、昨夏に接種した約400人が対象。うち200人はその2年前、ベトナムで採取したウイルス株のワクチンも接種していた。 その結果、ベトナム株のワクチンも接種した人は、していない人に比べ、中国株やインドネシア株に対する抗体が高かった。中国株の場合で約1.8倍。また、接種していないウイルス株への抗体も、高まっていた。 研究代表者の庵原俊昭・国立病院機構三重病院院長は「理論的には追加接種で抗体は高まった。臨床効果は実際に新型
女性お笑いコンビ「ハリセンボン」の箕輪はるかさん(29)が東京都内の病院で肺結核と診断され、入院していることが6日、分かった。東京都は、劇場やテレビ局で観客らが感染した可能性がないとは言えないとして、調査を始めた。 東京都福祉保健局によると、箕輪さんは昨年12月ごろにせきの症状が出て、今月3日に都内の病院で肺結核と診断された。箕輪さんの所属事務所「よしもとクリエイティブ・エージェンシー」によると、2カ月の入院が必要という。入院まで吉本グループの劇場やライブ会場、テレビ番組の収録スタジオなどで活動していた。 同事務所は「応援してくださった一部の皆様に感染した恐れがあります。長引くせきなどの症状がある方は、すぐに病院や診療所で受診ください」とのコメントを出した。 都によると、結核は空気感染のおそれがある。都は感染症法に基づき、所属事務所から箕輪さんの活動報告を受け、昨年12月以降に箕輪さ
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