2019年6月8日のブックマーク (2件)

  • ■ - TigerAceの不安倶楽部

    ぼくにも、エッセイを書いていた時期があった。 エッセイといえども、丸々、事実を連ねるわけではない。 多くの作り事もあるし、演出もある。 そこに、読者に届けたい、ほんの少しの「ほんとう」を入れる。 エッセイを書き始めて、さまざなな御褒美を もらったが、実のところ、自分が書いているのはエッセイと 呼べるものかどうなのかという思いは、今以て存在はするけれど。 紹介させていただくのは、ある地方の某新聞社が募集していて、てっぺんの賞をいただいた。 今でいう「不適切発言」ととれる部分があるが、それこそが被害者側の正直な想いなので、綺麗事なしに、原文のまま転載する。 付け加えると、その部分こそが、選考時、いちばん高く評価された箇所でもあった。 「冬水仙」 今、ぼくが病院のベッドで夢に見るのは、あの遠い日々のことだ。 ぼくは、つらい現実から逃れるために、冬の数週間を、北陸の母方の叔母の家で過ごしたことがあ

    ■ - TigerAceの不安倶楽部
    yporcini
    yporcini 2019/06/08
    エッセイというよりも長い詩のような感想を持ちました。あまりに叙情的です。
  • ■ - TigerAceの不安倶楽部

    最近、詩の発表が続いている。 しかし、ネタ切れしたわけではないのご安心を。むしろ、書きたいことは、いっぱいあって、頭の中で整理するのに困っている。 現時点では、ありがたくも、詩の発表のリクエストが思いの外多くあって、それならば拙作を書かせていただこうという気持ちで、そちらを優先している。 ところで、ぼくの詩には、父がよく登場する。零戦のパイロットとして、密林のジャングル・スナイパーとして、一杯飲み屋の酒臭い赤ら顔のおやじとして、競馬に自分の人生を重ね合わせる人生敗北寸前の男として・・・・・・・。とにかく、よくでてくる。 以前にも書いたが、父とは、この世では26年間の付き合いだった。 それが長いか短いかは分からないが、父の生き様は、実に多くの創作のタネを残してくれた。 毎日、酔っ払って帰ってくる。給料を落として帰ってくる。職を転々と変えていく。 それでも、愛すべき父だった。散髪代をごまかして

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    yporcini
    yporcini 2019/06/08
    短い時間であったとしても父親との濃い関わりを持てたんだなと羨ましく思いました。