経済 IC乗車券、ゆいレールで実証実験 来年3月に2週間2009年12月22日 総務省は来年3月、那覇市の沖縄都市モノレール(ゆいレール)で次世代型ICカード乗車券の導入に関する実証実験を行う。2009年度の「ユビキタス特区」事業の一環で、NTTデータ(東京)に委託する。21日に那覇市内で国や県、那覇市など関係機関による検討会があり、事業計画や日程が決まった。 実験は首都圏の鉄道会社が行うIC乗車券の決済システムとは異なり、外部のデータセンターに情報を送り、課金情報などを処理する仕組み。改札での情報処理を最小限に絞り、コスト削減を図る「シンクライアント」と呼ばれる技術で、複数の中小事業者が同じシステムを活用することで、導入経費を軽減することが可能となる。 実験は那覇空港、県庁前、おもろまちの3駅で、3月1〜12日に実施する予定。関係機関から約100人のモニターを選び、IC乗車券の使い