次々と販売されている「宮古島まもる君」を使ったグッズ=沖縄県宮古島市の宮古島地区交通安全協会で、佐藤敬一撮影 交通安全啓発のため沖縄県・宮古島(宮古島市)と多良間島(多良間村)の19カ所に設置されている警察官型人形「宮古島まもる君」が観光PRに一役買っている。制服にヘルメット、白い顔という独特のキャラクターで昨年来、クッキーやストラップなど関連グッズが次々と誕生。地元小中学生による応援歌のCDも発売され、交通安全キャラクターとしては異例の人気を誇っている。 91年8月に宮古島地区交通安全協会が事故防止のため5体を設置。98年にはさらに10体増やした。当初は交通安全を見守る役目だったが、独特の風ぼうが「珍しい」と観光客の間で評判に。08年ごろからインターネットを通じて人気に火がつき、「宮古島まもる君」と呼ばれるようになったという。 人気沸騰に驚いたのが交通安全協会。砂川米子事務局長は「ドライ