サブネットの意味を実験で試してみる 「サブネットマスクが正しくないと通信できない」といわれるのは、以上のような理由からだ。この話が本当なのか、実際に試してみよう。たとえば、コンピュータAのIPアドレスが「192.168.0.1」、サブネットマスクが「255.255.255.0」だったとしよう。そして、コンピュータBのIPアドレスが「192.168.0.2」、サブネットマスクが「255.255.0.0」だったとする(画面1)。 画面1では、宛先コンピュータのIPアドレスが「192.168.0.2」サブネットマスクが「255.255.255.0」になっているとき、送信元コンピュータのIPアドレスが「192.168.0.1」サブネットマスクが「255.255.0.0」でもPINGの応答が返ってきている。サブネットマスクが異なるにもかかわらず、通信が成立しているのだ。 なぜ通信が成立したのだろうか