ヤフー<4689>は、3月1日、「ヤフオク!」ガイドラインの細則を改定し、ゲーム内のキャラクター・アイテム・通貨などの電子データやゲームアカウントを出品禁止にすることを明らかにした。改定は4月2日の予定。 ゲームアカウントの売買はいわゆるRMT(リアルマネートレーディング)と呼ばれ、主に「ヤフオク!」などを通じて売買されていた。ゲーム内の規約などで禁止しているタイトルが多く、またチートツールなど不正行為を伴うことが多いため、ゲーム会社が売買サイトの運営元に出品禁止措置をとるよう要請するケースもみられた。 今回、ネットオークション大手の「ヤフオク!」で出品が禁止されたことでRMT抑制に一定の効果があるものとみられるが、他のサービスやアカウント売買サイトなどで取引される可能性がある。ゲーム業界としても引き続きRMT対策を続ける必要がありそうだ。
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