佐川急便は8月27日、宅配専用自転車を開発し、関西圏に導入を進めると発表した。 <新開発した宅配専用自転車> 宅配専用自転車は、全長約2.5m、幅90cm、電動アシスト付き3輪車にコンテナを取り付けたもの。雨天でも走行できるように樹脂製の透明なルーフを装着し、左右には広角ミラーも取り付けた。 後部のアルミ製コンテナには、80kgまで荷物を積められ、荷重に耐えられるように一般の自転車の約2倍の太さのタイヤを採用している。電動アシスト付きで坂道などではターボシステムに切り替えが可能。ギヤは6段変速となっている。 左右ブレーキには自走防止機能が装備されており、2つの後輪を左右別々にロックでき、関西圏に50台以上が導入されている。 今後、全国に導入を広げ、渋滞緩和や駐車場問題にも有効な自転車配達を推進していく。
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