◇平均5.8% 奈良交通(中村憲兒社長)は、路線バスの運賃値上げを国交省に申請したと発表した。値上げは、消費税率が引き上げられた97年11月以来12年ぶりで、認可されれば12月下旬にも実施する見通し。 奈良交通、エヌシーバスの路線バスの最低料金を170円から180円に、近鉄奈良駅から約3キロの区間など特定路線での均一料金を180円から200円に引き上げる。170~290円の区間と490円の区間は10円、300~480円の区間は20円の値上げとなる。500円以上の区間は値上げしない。平均値上げ率は5・8%。 新型インフルエンザの流行や昨年末から続く景気低迷による影響で、利用者が減少したことが主な原因。奈良交通は「公共交通機関としての社会的使命を果たすため、やむなく申請した」としている。【阿部亮介】
都市部に車を使わない区間を設ける「第2回カーフリーデー高松」が22日、高松市の中央通りとフェリー通りをつなぐ美術館通りの約300メートルの区間であった。普段は交通量が多い片側1車線の道は、徒歩や自転車で訪れた市民でにぎわった。 車のない都市環境を体験して、公共交通機関について考えてもらおうと、カーフリーデー高松推進協議会と高松市が主催した。 この日は午前11時〜午後5時、区間の車の通行が禁止された。訪れた子どもたちは、前後のタイヤのサイズが大きく違う自転車などユニークな自転車を試乗したり、油性フェルトペンで自由に絵を描いた自転車用ポンチョを作ったりして楽しんだ。 高松丸亀町商店街振興組合が昨年試作した自転車タクシーも登場。自転車の後部に設けられた2人がけの座席に多くの人が試乗した。同組合は商店街を中心とした半径2キロほどの区域で、このタクシーを実際に営業することを目指している。
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