国立戦没者追悼施設を考える会の第2回勉強会が開かれ、講師として読売新聞社のナベツネさんからお話を聞きました。 要旨は以下の通りです。 1、靖国神社は、戦争を賛美する施設であり、歴史を知らない小学生が行くと日本は第2次世界大戦に勝利した、と勘違いするような施設である。 2、しかも、その施設に東条を始めとする戦争責任を負わなければならない人々がまつられている。 3、靖国神社に行きたい人は、行けばよい。それは個人の自由である。しかし、公的立場の人間は歴史を反省するのであれば、行ってはならない。自分は一度もお参りした事はない。 4、日本は、そもそも自分達であの戦争を総括をしていない。誰が何をしたのか、どう行動したのか、しっかり検証しなければならない。 5、あの戦争の最中、何回も降伏するチャンスがあった。ミッドウェイで惨敗したとき、サイパンが陥落したとき、ドイツが降伏したとき、ポツダム宣言が出たとき