2006年9月29日のブックマーク (2件)

  • 1月の店主は吉野朔実さんです : コラム : 本よみうり堂 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    1月の店主は、軽妙な読書エッセー漫画でも知られる漫画家、吉野朔実さん。名作『恋愛的瞬間』をはじめ繊細な絵柄と鋭い心理描写で彩られた作品世界の源流には、どんな読書体験があるのでしょうか? 昨日と違う自分に 「空想書店」、素敵な発想だ。好きな作家や、好きなばかり並べた屋を開くのはどんなに楽しいだろう。あれもこれもと考えてわくわくする。 が、もし自分が現実にやってみたらおそらく半年ももたないに違いない。いわゆるベストセラーや流行に同調出来る体質ではないし、傾向もばらばら。料理の隣に建築が並んでいるし、オースターの隣に尾崎翠が身を寄せる。店主は足元に犬をはべらせて、幸せな気持ちで棚を眺めているけれど、客は混乱するだろう。「アイウエオ順に並べてくれ」「コレがあってアレが無いのはおかしい」「俺(おれ)の好きな作家も置け」と、怒って暴れ始めるかもしれない。 いやいや、せっかく開店したのだから気

    yskszk
    yskszk 2006/09/29
  • 批評空間【Web CRITIQUE】 子犬たちへの応答/柄谷行人

    東浩紀、鎌田哲哉、大杉重男、千葉一幹らが私を批判しているから、それに対して応答したらどうかといわれた。しかし、こんな連中の低レベルな批判にまともに応答する理由はない。 この連中は、批評空間や群像新人賞から出てきた。世の中では、私が評価したと思っているかもしれない。もちろん、相対的に評価したのは事実である。しかし、その後の仕事については、また別である。私の評価はそのつど変わる。ただし、それをいちいち言うべきではないと思い、長い目で見ようとしてきた。しかし、彼らが錯覚し思い上がって騒々しく噛みついてくるとなったら、一言いっておかねばならない。 こういう連中は、全面的に私の言説の中で育ってきて、一人前になるために、そこから出ようとして、まず私にからみ攻撃する。しかし、それでは私に対する従属をますます認めることにしかならない。(何にしろ私はこんなストーカーどもにつきまとわれたくない。)そもそも、こ