ブックマーク / mmpolo.hatenadiary.com (1)

  • 出版の印税にまつわる雑談を少し - mmpoloの日記

    みすず書房の元重役の回想録を読んだことがある。題名を失念してしまったが。そこで印象的だったのは、戦後みすず書房でも小説を出版していたというくだりだった。現在みすず書房の中心は人文書、とくに社会学や哲学、歴史などではなかったか。なぜ小説の出版をやめたのか。 元重役は書いている。人文書の著者は大学などの先生が多い。先生方は大学の俸給でべているので著書の印税をあまりあてにしなくてもすむ。ところが小説家たちは印税でべているため、早急に印税の支払いを求めてくる。それで小説の出版を取りやめたのだという。つまりみすず書房ですら印税をすぐには支払わなかったのだ。 文藝春秋からノンフィクションを出版した友人に聞いたところ、発行翌月に印税全額が彼女の銀行口座に振り込まれていたという。岩波書店から写真に関する著書を出版した写真家も印税の支払いは翌月だったという。さすが大出版社と思ったのは、そうではない出版社

    出版の印税にまつわる雑談を少し - mmpoloの日記
    yskszk
    yskszk 2007/08/05
    いざとなったら著者よりも印刷会社への支払いを優先する、印税は最後の最後にイヤイヤながら払う、そうしなければ成り立たないのが出版というもの
  • 1