という結果を報告した論文をEconomist誌が紹介している(H/T wrong, rogue and booklog)。論文の著者は、ウォータールー大学のIgor GrossmannのほかKarasawa, M., Izumi, S., Na, J., Varnum, M. E. W., Kitayama, S., & Nisbett, R. E.で、Psychological Scienceに掲載との由*1。 以下は記事の概要。 186人の日本人と225人の米国人*2に、仮想的な新聞記事を読ませ、「この後どうなるか」「どうしてそうなると思うか」を質問。 記事は以下の二種類(被験者の半分ずつを各種類の記事に割り当て)。 集団間の紛争を描写した記事 例:太平洋の貧しい島国において油田が発見され、外国の石油資本に発掘を許可するかどうかを巡って島民の間で対立が生じた(裕福になる機会と考える人々