2015年7月24日のブックマーク (8件)

  • Even More on the Multiplier | Even More on the Multiplier

    今回は、Jonathan Parkerの"On Measuring the Effects of Fiscal Policy in Recessions," (NBER Working Paper No. 17240)を取り上げる。このペーペーは、これまでの財政乗数(Fiscal Policy Multiplier)の結果を整理した上で、財政乗数の計算がなぜ難しいのか、なぜ経済学者の間で大きく異なる値が主張されるのかを説明する。最後に、財政乗数をより正確に測定するための方法について提案を行って終わっている。最後の提案の部分は、彼自身の最近の研究に基づいている(というか彼の研究の宣伝ともいえる)が、面白い論点だと思う。 なぜ財政乗数の値が重要なのか?財政乗数は、政府による財政支出の拡大や減税がGDP(国民所得)にどのくらいの影響を与えるかを図る指標、言い換えれば政府による財政政策の「効果」を

    ystt
    ystt 2015/07/24
  • Fiscal Multipler in Japan | unrepresentative agent: blogging about economics

    財政乗数(fiscal multiplier)についてはたびたび書いてきた。財政乗数というのは、政府が支出を1ドル(1円)増やしたらGDPがどのくらい増えるかということを表している。例えば、財政乗数が1であれば、政府が1円多く支出したらGDPは1円増えるだけであり、政府が多く支出した分を後で増税として(1円多く)取り返さなければならないことを考えると、財政政策には景気を浮揚させる能力は特にないということになる。言い換えると、財政乗数というのは、政府による景気対策がどのくらい効果低下を表す指標であるゆえに、重要であるのだ。一般的に、財政乗数が0と1の間であれば、景気対策なんてしないほうが良いし、財政乗数が1より上、たとえば2とかであれば、政府による景気下支えは非常に効果的だということになる 以前のポストでもふれたが、AuerbachとGoerdonichenkoは、最近の研究("Measur

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    ystt 2015/07/24
  • 市場の「小さな泡」を見抜けない投資家 中銀が政策を正常化し始めたら、バブルがはっきりする | JBpress(日本ビジネスプレス)

    バブルを事前に察知するには、何十万人もの情報に通じた投資家がひどい思い違いをしているとの判断が必要だ――。同議長はこう断言した。 多くの人がドットコムバブルを事前に察知し、2007年の信用収縮の前に不動産バブルを特定していたことを考えると、半ば頭を切り替えた人たちの見方も徹底した効率的市場の立場とほとんど同じくらいエキセントリックに思える。 この奇妙さは、2015年が史上最も容易に察知できる2つのバブルを目撃したという事実によって、さらに鮮明に浮き彫りになっている。 明らかにバブルだった中国株 まずは中国だ。上海総合指数は最高値をつけた6月12日までの1年間に130%以上上昇した。この株価急騰が起きたのは、国内総生産(GDP)成長率の予想が下方修正され、企業部門が圧迫されている時のことだった。これは部分的には、不動産と過剰生産設備が蔓延している産業に対する過剰投資の問題だった。 中国企業は

    市場の「小さな泡」を見抜けない投資家 中銀が政策を正常化し始めたら、バブルがはっきりする | JBpress(日本ビジネスプレス)
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    ystt 2015/07/24
  • 平和主義から一歩遠ざかる日本 安保法案を強行採決、安倍晋三と岸信介の違いは・・・ | JBpress(日本ビジネスプレス)

    1960年、当時首相だった岸信介は日米軍事同盟を強化する法案を強行採決し、成立させた。多くの有権者が強く反対し、法案に抗議して何十万人もの人が街頭に繰り出したにもかかわらず、これをやった。それから半世紀以上経った今、岸の孫である安倍晋三がまた同じことをやっている。

    平和主義から一歩遠ざかる日本 安保法案を強行採決、安倍晋三と岸信介の違いは・・・ | JBpress(日本ビジネスプレス)
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    ystt 2015/07/24
  • 憂鬱なユーロ擁護者 - himaginary’s diary

    経済学者はユーロの政治学を分かっちゃいねえ、という昨日紹介したマクナマラ論説の指摘に、クルーグマンが表題のエントリ(原題は「Annoying Euro Apologetics」)で以下のように反論している。 The point, however, is that while the European project has at every stage combined economic objectives with broader political goals – it’s about peace and democracy through integration and prosperity – the project can’t be expected to work unless the economic measures are a good idea in and of t

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    ystt 2015/07/24
  • これがユーロ危機について、あるいは米ドルについても、経済学者が分かっていないことだ - himaginary’s diary

    Kathleen R. McNamaraという国際政治学者が表題のWaPo論説を書いている(原題は「This is what economists don’t understand about the euro crisis – or the U.S. dollar」;H/T Economist's View、石町日記さんツイート)。 以下はその最後の段落。 European leaders, the IMF and the European Commission have done a terrible job at handling the Greek debt crisis. However, criticizing the euro because it doesn’t meet the ideal economic conditions for a single currenc

    これがユーロ危機について、あるいは米ドルについても、経済学者が分かっていないことだ - himaginary’s diary
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    ystt 2015/07/24
  • スーパーLチカコンピュータ --- ICを使わずにLEDで作るコンピュータ

    スーパーLチカコンピュータ --- ICを使わずにLEDで作るコンピュータ スーパーLチカコンピュータは、ICを一切使わずに、主としてLEDを用いて作ったコンピュータです。 論理回路がLEDで構成されており、多数のLEDが点滅を繰り返して計算を行います。 これを、Maker Faire 2015に出展します。→終了しました。これをもって私のMaker Faireへの参加は終了します。来年度以降の出展は予定していません。 トランジスタで作るコンピュータキットであるFullTr-11は、トランジスタを組み合わせて論理回路を作っています。 これをDTL(ダイオード・トランジスタ ロジック)で置き換え、さらにダイオードにLEDを使うと面白いのではないかと考え、作ったものがスーパーLチカコンピュータです。 個々の論理回路の内部が可視化されています。 LEDではメモリを作れないため、メモリー関係のRA

    スーパーLチカコンピュータ --- ICを使わずにLEDで作るコンピュータ
    ystt
    ystt 2015/07/24
    DTL のダイオードを LED に置き換えたのか。すごいなあ。
  • 東芝の第三者委報告書は「落第点」:日経ビジネスオンライン

    小笠原 啓 日経ビジネス記者 早稲田大学政治経済学部卒業後、1998年に日経BP社入社。「日経ネットナビ」「日経ビジネス」「日経コンピュータ」の各編集部を経て、2014年9月から現職。製造業を軸に取材活動中 この著者の記事を見る

    東芝の第三者委報告書は「落第点」:日経ビジネスオンライン
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    ystt 2015/07/24
    なぜ写真を載せた。