米ネバダ州ラスベガスのイベントに出席したコーディ・ブラウンさん(中央)と4人の妻ら(2012年4月14日撮影)。(c)AFP/Getty Images/Ethan Miller 【1月24日 AFP】米連邦最高裁は23日、一夫多妻制を禁止するユタ(Utah)州法は言論と信教の自由を侵害していると主張する男性とその妻4人の訴えを退けた。 訴えを起こしていたコーディ・ブラウン(Kody Brown)さんは、法律上結婚している女性1人を含む4人の女性と同居している。ブラウンさんらはモルモン教原理主義を掲げ一夫多妻制を教義の中核として位置づけている非主流派の宗教グループに属しており、その生活はリアリティー番組「シスター・ワイブズ(Sister Wives)」で描かれて注目を集めた。 ブラウンさんとその妻たちは7年間法廷闘争を続けていた。2013年12月には連邦裁によってユタ州法は違憲であるとの判断